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情報は無料ではありません
誰でも自分が欲しい情報を気軽に入手したいです。
今では、インターネットを通じて、必要な情報をタイムリーに入手できます。
しかし、単純にインターネット上で氾濫している情報を見ていても、どの情報が有用で、そして、正確であるのかを見極める事は大変難しいです。
同じキーワードで検索しても、表現が同じではなかったり、全く違う内容で掲載されている事さえあります。
どの情報を取捨選択して良いのかは最終的には自分で決めなければなりませんが、こうして気軽に収集できる情報に触れるのはリスクがあり、そして、時間もかかります。
そのため、欲しい情報は自ら他の方法で得なければなりませんが、欲しい情報を提供してくれる情報源に到達しても、いったいどのように情報をもらうのかというと、
情報を提供してくれる関係性にならなければなりません。
その情報を持っている人は、情報を得るために、時間や労力・ノウハウを使っているのです。
そのため、その情報には
「価値」
が存在します。
その価値を得ようとするには、提供者側も
「無料」
で提供する事は出来ません。
「情報交換しましょう」の言葉は慎重に使いましょう
初対面の人に会って会話をする際に、相手の人が、
「今度、情報交換を兼ねてお茶でもご一緒しませんか」
と言ってくる事があるかもしれません。
しかし、この情報交換というワードにひかれて、一緒にお茶をした場合には、その後はどのように思い浮かべるでしょうか。
「話していても、そんなに楽しくなかった」
「情報交換といっても、参考になる情報を教えてくれなかった」
「自分の情報を気軽に教えてしまってもったいなかった」
そして、
「お互いの情報のつり合いが取れていなくて、会って後悔した」
と考える事があるかもしれません。
情報交換は、等価交換だからこそ成立します
情報には価値があります。
そして、その価値は、全ての人にとって価値があるわけではなく、必要な人にだけ価値があり、そして、さらに価値のレベルの高低があります。
そのため、情報交換するには、
自分が欲しい情報を相手が持っているのか、
相手が自分が欲しい情報を提供してくれるのか、
を考えなければなりません。
相手にとっては、自分のリソースを使って得た情報を簡単に提供できません。
そして、相手に、気軽に提供を持ちかけても、OKの返事はもちろんもらえません。
相手が提供したいと思うものを自分が持っていなければなりません。
そのため、価値のある情報を得るには、次の方法があります。
1、自分が欲しい情報と同じ価値で相手が欲しい情報を提供する。
2、自分が欲しい情報をお金を支払って買う。
3、相手との信頼関係を築いて、相手が提供したいと思うような貢献をして、情報を提供してもらう。
等があります。
つまり、
何らかの方法で、相手が持っている情報に見合った価値のものを相手に提供する事が必要です。
そのため、情報交換というワードは慎重に使わなければなりません。
シチュエーションによっては、相手が不快に感じる事があったり、相手が距離を置いて接する事にもなりかねません。
しかし、欲しい情報を得る事が出来れば、自分、そして、会社が成長する事だってできます。
その成長をするためには、価値のある情報を得るように自分が努力しなければなりません。
まとめ
自分が欲しい情報を持っている相手は、その情報を得るためにリソースを注ぎ込んでいます。
そのため、情報によっては、高い価値のあるものも多くあります。
そのような価値を得るには、同等価値以上のものを相手に提供しなければなりません。
1、自分が欲しい情報と同じ価値で相手が欲しい情報を提供する。
2、自分が欲しい情報をお金を支払って買う。
3、相手との信頼関係を築いて、相手が提供したいと思うような貢献をして、情報を提供してもらう。
等といったように、相手が持っている情報に見合った価値のものを相手に提供する事が必要です。
自分、会社が成長をするためには、価値のある情報を得るように自分が努力しなければなりません。
そして、価値のある情報に触れるには、情報を提供してもらえるようなステータスに自分がいるようにしましょう。