
目次
はじめに
江東区では、以前から、プレミアム付商品券の発行事業を毎年実施しています。
以前と比較して、次のようなバージョンアップを重ねて、取扱店と利用者(消費者)双方にも利便性が向上した形で
江東区内では商品券発行事業は浸透しています。
・プレミアム率:30%
・商品券の書類:紙とデジタル
そして、令和7年度も、プレミアム付商品券発行事業が実施される事になりました。
令和7年度プレミアム付江東区共通商品券「こうとう商店街DEお買い物券+2025」
概要
1.紙とデジタルの両方発行
2.プレミアム率30%
3.1冊あたりの商品券の販売価格と額面
販売価格:10,000円
額面:13,000円
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1冊10,000円で購入すると、13,000円分の買い物が可能。
4.買い物での最小使用単位
紙:500円
デジタル:1円
5.商品券の使用可能期間
令和7年7月1日(火)~令和7年12月31日(水)
6.その他
利用者の購入限度や購入対象者、使用可能店舗は別途定めがあります。
事業者として知っておきたいポイント
1.所定の手続きをしなければ、取扱店にはなれない
江東区内で事業を営んでいると、自動的に取扱店になれるわけではありません。
新規取扱希望店舗は、江東区商店街連合会ホームページから申込みをする必要があります。
また、昨年実施した「こうとう商店街DEお買い物券+2024」の取扱店については、継続登録手続きが必要です。
※詳細は、江東区ホームページ及び江東区商店街連合会ホームページにてご確認ください。
なお、取扱店になるには一定要件を充足する必要がありますので、手続き前に必ずご確認下さい。
2.取扱店という事を周知する
6月下旬以降に取扱店へマニュアル・ステッカー・ポスター等が配布予定ですので、店頭に掲示して取扱店の周知を忘れずにしましょう。
また、購入者向けの取扱店一覧や専用ホームページ等にも掲載されますが、自社のSNSやホームページ等での周知も検討して下さい。
3.商品券の換金タイミングを把握する
換金は月3回予定で、紙とデジタルで次のとおりです。
(1)紙商品券
専用伝票に枚数を記入した上で、専用封筒に入れ、佐川急便に集荷依頼をします。
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事務局にて機械読取・集計を行った上で、登録口座に振込されます。
(2)デジタル商品券
締切日までに決済された金額が自動集計され、登録口座へ振込いたします
※詳細については、後日配布される取扱店マニュアルをご参照ください。
4.店内での商品やサービス販売時に商品券を取り扱うオペレーションを決めておく
多くの店舗では、現金以外に、クレジットカードやQRコード決済(※)、電子マネー等のキャッシュレス決済を
導入している場合があります。
そのため、紙とデジタルの両方を決済手段とする場合には、「2つの決済」を一定期間追加したオペレーションをしなければなりません。
また、もちろん、紙の商品券は「現物」の商品券があるので、紛失しないよう、管理しておく必要があります。
これらをきちんとしておかないと、売上代金の資金化のタイミングを正確に把握できず、
また、店舗の経理処理を正確におこなう事が出来なくなります。
(※)QRコードは㈱デンソーウェーブの登録商標です。
5.プレミアム付商品券実施期間後の集客・売上獲得に繋げる
実施期間中は、商品券を購入した利用者が、期間内に対象店舗で商品券を使用して、商品やサービスを購入します。
期間中に商品券を使用するお客様が来店した際は、売上が一時的に増加する形になりますが、
この「一時的」な売上で終わらせずに、これからも買い物に来ていただけるように、
「次回以降も買いたくなる商品・利用したくなるサービス」を提供できるようにしましょう。
まとめ
江東区では、今年も「令和7年度プレミアム付江東区内共通商品券」の発行事業を実施します。
商品券取扱店の手続きをした際は、商品券使用可能期間中だけでなく、
その後の集客や売上獲得に繋げましょう。
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↓
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