江東区の税理士     経営アドバイザー

佐藤充宏 江東区で税理士事務所・ファイナンスコンサルティング会社を経営しています。

東京都23区内で償却資産を申告する方むけ:東京都主税局の償却資産(固定資産税)に関するホームページが見やすくなりましたので、情報チェックをする際に有効活用しましょう。

東京都23区内で償却資産を申告する方むけ:東京都主税局の償却資産(固定資産税)に関するホームページが見やすくなりましたので、情報チェックをする際に有効活用しましょう。

令和7年度償却資産申告

固定資産税という地方税の税金がありますが、

これは、土地や家屋だけに課税されるわけではありません。

償却資産も課税の対象となります。

償却資産を所有している方は、毎年1 月 1 日現在に所有している償却資産について申告します。

そして、令和7年1月1日現在に償却資産を所有している一定の方については、

令和7年度の償却資産申告が必要です。

東京都主税局ホームページが見やすくなりました

東京都23区内の都税事務所宛に償却資産申告をするのであれば、多くの方がチェックする情報が、

東京都主税局ホームページです。

・償却資産とはどのようなものか。

・償却資産申告の申告義務者は誰か。

・償却資産の申告では、どのような書類が必要なのか。

・償却資産に関する固定資産税はどれくらいの金額になるのか。 等

多くの情報が東京都主税局ホームページに掲載されていますが、税金に関する専門家でなければ、

ホームページ内のどこに自分が知りたい情報があるのかをサクサクと見つけるは難しいです。

そこで、東京都主税局では、より見やすく、そして、分かりやすい形で掲載してくれました。

1.固定資産税(償却資産)申告の手引きの見開き版が追加されました

今までは1ページ毎にPDFファイルで表示されていましたが、見開き版でも閲覧できるようになりました。

そのため、以前は、

申告書等の記入方法を見るのであれば、

1ページ毎に表示されていたため、

となっていましたが、見開き版では、

となり、申告書の全体表記をまとめて閲覧できるため、見やすさがアップしました。

2.手引き内を検索しなくても、確認したい項目を閲覧できるように、表示形式が変わりました

償却資産の申告をする方は、次のような点を優先的に調べる場合があります。

・家屋と償却資産の違い

・所有する償却資産の耐用年数

・償却資産に関する課税標準の特例や軽減制度にはどのようなものがあるのか

・償却資産に関する申告書や申請書類

以前は、これらを調べるときは、手引きをクリックしたり、QAやその他の項目から、その中で見たいページを目次で確認してから、画面をスクロールしましたが、

令和7年度では、トピックスで次のように区分してくれているので、

手引きを見たい人以外にも、その他に確認すると思われるトピックを早めにみられるような表示になりました。

(もちろん、令和6年度以前も毎年見やすく、分かりやすいようにリニューアルはされていました)

そして、トピックスの上に、固定資産税(償却資産)の概要と固定資産税(償却資産)のQ&Aとして各項目を記載し、マウスでスクロールせずに、

見たい項目をクリックすれば、その項目に移動する形になっています。

まとめ

令和7年度償却資産税申告は、令和7年1月31日(金)が申告期限ですが、

東京都主税局ホームページでの償却資産に関するページが見やすくなりました。

ご自分が見たい項目を効率にチェックできるので、是非有効活用しましょう。

その他の償却資産に関するブログはこちらです。

償却資産の申告をする方むけ:申告漏れ・申告誤りがある事例について。

東京都23区で償却資産申告書を提出した方へ:償却資産に関する固定資産税の納税通知書が届かない理由

償却資産の申告をする事業者向け:償却資産は、土地及び家屋以外の「事業の用に供することができる」「1月1日現在の所有資産」に対して課税されます

減価償却資産の取得価額に含めないことができる付随費用にはどのようなものがあるのか

画像出典元:東京都主税局ホームページより

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