江東区の税理士     経営アドバイザー

佐藤充宏 江東区で税理士事務所・ファイナンスコンサルティング会社を経営しています。

「ピコ太郎のつくりかた」(古坂大魔王著)の書評を書きました。

ピコ太郎のつくりかた

「PPAP」

「ペンパイナッポーアッポーペン」

が世界中を席捲してから、すでに数年が経過されました。

 

「PPAP」を歌い、そして、踊っているピコ太郎はテレビやウェブでよく見かけましたが、なぜ、これだけのブレイクが起きたのかを考えた時に、その答えこの著書から知る事が出来ます。

 

「ピコ太郎のつくりかた」

著者は、ピコ太郎のプロデューサーでもある古坂大魔王です。

 

ピコ太郎は偶然全世界に知られるようになったのではなく、古坂大魔王の戦略、人柄、そして、愛によって世に送り出されたのであり、その事が、この著書には記されています。

 

大ブレイクをして、ニューヨークの国連本部に登場したり、安倍首相やトランプ大統領と3ショットを取ることが出来たのは、この古坂大魔王の思いが結実した結果なのです。

 

自分はどこでなら勝てるのかを見極めて、新しい場所へ踏み出し、隙間を探して、自分がどこで輝けるのかを見つけ、

自分目線でなく、第三者の目線を持ち、第三者が自分をどのように評価しているのか、そして、どのように評価されたいのかを考え、

他者に評価してもらうには、他者に知ってもらわなければなりません。

 

そして、他者の評価を見ながら、自分の得意分野を組み合わせてバランスを考えながらオリジナルを作り出し、

インターネットによって、世界の片隅のこだわりは、世界の中心に届くようになったという、古坂大魔王の想いが実現するのでした。

 

時代によって変わる「おもしろい」という基準を抑えて、自分が評論家にはならずに、すべての情報を自分の成長の糧にして、

見えないものを見せて、お客さんの気持ちになって、心地良い空白を残す。

 

ところで、

「ペンパイナッポーアッポーペン」

の踊りの時には、本物のリンゴやパイナップルを持って、ペンを突き刺すようなことはせず、ピントをピコ太郎とその表情・踊り・歌に集中してもらい、そこから、リングやパイナップルを持って、ペンを突き刺すという事を見ている人が各々イメージしてもらえるようにとの発想で、リアルのリンゴ・パイナップル・ペンを持たなかったという事まで考えた上でのパフォーマンスだったのは驚きでした。

これは、目に見えないものを見てもらうようにして、お客さんの気持ちになって、心地良い空白を残しているのです。

確かに、ピコ太郎が本物のリンゴやパイナップル、ペンを持っていたら、そっちに目がいってしまうので、古坂大魔王の想いが叶わぬ形となってしまうはずです。

 

また、 ルールができる前にポジションを取って、 バズり方を綿密に計算するのですが、

インターネットでバズる条件は、多面的・一極集中・スピーディーであり、戦略的にバズるように行動するのが大切という事です。

 

しかし、綿密な戦略があっても、誰も支持されることはありませんが、なぜ、ピコ太郎がここまで大ブレイクしたのかを分析すると、

自分が愛を与えてシェアすることにより、みんなから愛され、その先にみんなの愛が集まって成果が出る。

との想いがあったからとの事です。

 

愛が存在するからこそ、この行動が身を結び、多くの方に支持されて、そして、今ではポジショニングを確立しているのです。

 

愛を与えてシェアするという想いがあったからこそ、古坂大魔王がピコ太郎を世に送り出す事が出来たのです。

 

ついつい自分本位になりがちですが、このように「愛」があるからこそ、ピコ太郎という傑作を世に送り出す事ができたのです。

 

学び、そして、気付きの多い1冊となりました。

 

「ピコ太郎のつくりかた」

著者:芸人・プロデューサー 古坂大魔王

出版:News Picks Book

 

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