リスキリングとは

 

以前より注目されている企業活動であり、将来の事業性戦略や将来像を見据えて、

事業の成長や発展変革等に必要になると考えられる職業能力を

従業員に取得してもらうことです。

従業員の成長なくして会社の成長はありません。

一方、このリスキリングについては、所定の教育機関での受講や研修、資格試験等の受験料といった費用が発生します。

そこで、文京区では、リスキリングに取り組む区内中小企業の人材強化を支援する制度として

文京区中小企業人材強化支援事業補助金

を実施しています。

文京区中小企業人材強化支援事業補助金

概要

区内中小企業者が自社の従業員を対象とした「リスキリング」に取り組む場合に、

新たな資格の取得に要する経費の一部を補助します。

補助率・補助上限額

補助率

2分の1

補助上限額

1社あたり最大10万円まで

※資格を取得する従業員の人数に関わりません。

補助対象となる経費

申請日から令和8年3月31日までの期間中に補助対象事業に支出した経費

対象経費の例

・専門的な資格を取得するための教育課程、講座、講習等の受講料

・資格試験の受験料

・検定試験の受検料

・その他資格の取得に必要があると認められる費用

補助対象となる事業

リスキリングとして、従業員に新たな職業能力に係る資格を取得させる事業で、下記のすべてに該当する事業です。

1.令和8年3月31日までに従業員が資格を取得する見込みのあるもの

2.従業員に取得させる資格が事業活動の拡大(※1) 又はDXの実現に資する(※2)と認められるもの

3.資格の取得に必要な費用を従業員に負担させないこと

(※1)「事業拡大」とは

業種の拡大・転換を目的としたものに加え、既存事業の事業規模拡大を目的とするものも含みます。

(※2)「DXの実現に資する」とは

DXに係る高度な資格からITパスポート等のIT関係の資格まで広く対象となります。

補助対象となる事業者

区内中小企業者（法人事業者又は個人事業者）で、下記のすべてに該当する事業者

1.区内に本店登記があること

（注）認定後、区外移転した場合は補助対象外となります。

2.申請日において、区内で引き続き1年以上事業を営んでいること

3.申請日までに納付すべき住民税（法人の場合は法人都民税）及び事業税

（個人事業者で事業税が非課税の場合は所得税）を完納していること

4.他の行政機関による同種の補助金等の交付を受け、又は受ける予定がないこと

申請受付期間

令和6年4月1日（月曜日）から申請の受付を開始します。

※1)申請件数が予算額に達するまで、年間を通じて受け付けます。

※2)原則として先着順に受付しますが、書類の不足、不備があり、申請要件を満たしていない場合には、

他の申請者を優先することがあります。

注意点

1.次の経費は補助対象外です。

・教育課程等の入学のための検定料、入学金等、受講の開始に当たり必要となる費用

・申請日より以前に支出した費用

2.資格の取得ができなかった場合、当該資格に係る受講料や受験料等は補助対象外となります。

3.他の行政機関による同種の補助金等の交付を受けるもの（予定を含む）は、補助対象外となります

その他

1.上述は、現時点での概要のご案内のため、必ず、最新の詳細情報を文京区ホームページにてご確認下さい。

2.取得を検討している資格が補助対象となるか等は、文京区経済課までお問い合わせください。

まとめ

文京区では、区内中小企業者が従業員を対象としたリスキリングに取り組む場合の資格取得経費の一部を補助する、

文京区中小企業人材強化支援事業補助金

の制度を実施しています。

補助上限額は1社あたり最大10万円ですので、ご興味のある方は是非ご確認ください。

 

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