こちらのブログで先日、新型コロナウイルスや物価高騰等による江東区での融資サポート制度として次の内容についてご紹介していました。

新型コロナウイルス感染症対策資金融資

原油価格・物価高騰対策資金融資

ところで、このような融資サポート制度についてはもちろん江東区だけで行なっているわけではなく、東京都では他の特別区でも実施されています。

そこで、今回は江東区の近隣地域である江戸川区の融資サポート制度の一つをご紹介します。

ウイルス緊急対策融資

江戸川区では、江戸川区内中小企業の皆様の経営改善や設備の近代化等のための資金を有利な条件で利用できる融資制度を設けています。

そしてこの融資制度の一つとしてウイルス緊急対策融資があり、この融資の受付期間が延長となりました

1.概要

欧米経済のインフレやウクライナ危機により原材料費や燃料費が高騰し、そして新型コロナウイルス感染症の影響が続き中小企業者を取り巻く環境が厳しい状況にあります。

そこで、江戸川区では、

経営向上資⾦融資⑨(ウイルス緊 急 対 策 )を同 ⑨(ウイルス・物 価 対 策 )として受付期間を延⻑します。

2.申込受付期間

令和5年3月31日金曜受理分まで

3.融資内容

資金使途：運転資金

融資限度額：2,000万円(従来の区向上⑨の残⾼を含む、また、区向上①~⑩全体で 8,000 万円まで)

融資期間：6年以内

据置期間：12ヶ月以内

年利率：2.0％以内

利子補給：1.5％以内

※本人負担0.5%

信用保証料：全額補助

4.融資対象者

【事業経営への影響が認められる中⼩事業者の要件（令和 4 年 7 ⽉ 1 ⽇受付以降）】として

・ウイルス感染拡⼤若しくは原材料・エネルギー関連経費の上昇により業況が悪化している中⼩事業者

・令和 4 年 1 ⽉以降の任意の１〜３か⽉の売上⾼が、前年もしくはコロナ禍により

売上⾼に影響が⽣じた期の前年同期に⽐し、５％以上減少している事業者

5.江戸川区による融資斡旋制度

この融資制度は、江戸川区が直接融資するものではなく、江戸川区の斡旋を受け、

金融機関が江戸川区の定める条件の範囲内で信用保証協会の保証を得て、融資する制度です。

そして、江戸川区では、この斡旋を受けて金融機関から融資を実行された場合、

利子の一部を助成、

信用保証料の補助

等を行い、事業主の負担軽減を図っています。

その他

1.融資条件等については、上述以外に個別に定められている場合がありますので、融資申し込みを検討している場合には、

事前に早めに取引金融機関や江戸川区等に問い合わせをしましょう。

2.申込受付期間は令和5年3月31日金曜受理分までとなっていますが、日程上は余裕を持って早めに手続きをしましょう。

まとめ

江戸川区では、欧米経済のインフレやウクライナ危機により原材料費や燃料費が高騰し、そして、新型コロナウイルス感染症の影響が続き、

中小企業者を取り巻く環境が厳しい状況にあるため、経営向上資⾦融資⑨(ウイルス緊 急 対 策 )を同 ⑨(ウイルス・物 価 対 策 )として、

受付期間を令和5年3月31日受理分まで延長しました。

この融資申し込みを検討している事業者の方は、事前に早めに取引金融機関や江戸川区等に問い合わせをしましょう。

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