カーリング女子日本代表が冬季北京オリンピックで決勝進出しました。
スイス代表との準決勝戦もリアルタイムでテレビ越しでワクワクドキドキしながら応援し、決勝進出が決まり、嬉しかったです。
代表選手の人たちの素敵な笑顔や素晴らしいチームワークが決勝進出要因の一つだと思いますが、実況解説の中でよく出てきた言葉に、
「A プラン B プラン」
がありました。
戦術として、A プランを実行しながら状況に応じて B プランに変更するというイメージです。
一投ごとに状況に応じてプランを変更できるのは、高い実力とコミュニケーションの賜物です。
スポーツの他の競技でもA プラン B プラン等があると思いますが、実はビジネスの世界でも 、言葉と手法は少し違うものがあります。
AB テスト
プランという言葉ではありませんが、「テスト」という言葉であり、解釈の仕方は人によって多少違いますが、マーケティング手法として用いられます。
この AB テストは、二つのパターンを比較するものであり、イメージとしては、
AテストとB テストを実行し、どちらが最適なのかを比較検証するものです。
比較的にWeb マーケティングで多く用いられる手法であり、例としては、インターネットサイトの広告アクセス数やその後の成約率のデータなどを
比較検証して最適な方を採用するというものです。
AB テストのメリットとデメリット
例えば、ホームページを全面リニューアルする際に、テストを行わずに、多額のコストと多くの時間を費やして全て作り直したとしても、
思ったような成果があげられないこともあります。
多くのお金と時間を費やしながら成果があげられないということはビジネスを行う上では避けなければなりません。
そのような時に AB テストを用いて、全面リニューアルをする前に、一部のリニューアルをA パターンとB パターンで実行した時に、
どちらの方が反応が良いのかなどを比較検証して最適な方を採用した上で、その後に全面リニューアルをする方がリスクを抑えることができます。
もちろん、その他にも全面リニューアルをする上では考えなければならないことはありますが、 AB テストを用いることによって効率的に進めることができます。
一方で、ABテストをしたとしても、そのテスト内容がマッチしていないものであれば、AB テストをやることでかえって成果が下がる可能性もあります。
そのため、AB テストを行う上でのメリットとデメリットを理解しながら、そのテストを実行するのか否かをきちんと見極めなければなりません。
まとめ
冬季北京オリンピックでカーリング日本女子代表が決勝に進出しました。
実況解説で AB パターンの話が出ましたが、ビジネスではマーケティング手法で用いられるAB テストというものがありますので、
ご興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。