事業を行うにあたって、事業資金が手元にある事は必須です。
顧客に対して商品やサービスを提供して、その対価として売上代金を頂きます。
そして、その売上代金で仕入先や外注先への支払いや従業員の給与や家賃の支払いをして、事業活動を進めます。
日々の事業資金が循環するからこそ、事業を継続させられるのです。
売上代金の入金管理が必須です
事業資金を調達するには、金融機関からの借り入れも一つの方法ですが、売上代金の入金が一番大切です。
日々の売上代金が滞りなく全額入金になるからこそ、安心して仕入先や外注先、従業員や家主等へ支払ができます。
そのため、売上代金をきちんと回収しているのかを管理する事が大切です。
顧客に対して、商品やサービスの提供と合わせて、しかるべきタイミングで請求をする。
請求した金額が、当初の入金予定日どおりに入金となっているのかを確認する。
請求金額を当初予定どおり入金されていない場合には、その顧客に支払状況の確認や支払督促を行う。
全ての顧客から売上代金が全額入金がされている状態を常に維持する。
しかし、中には、督促をしても支払ってくれないケースがあるかもしれませんが、その時には、会社として適切な対応をする事になります。
心掛けることは、売上代金を請求したことで安心せず、売上代金が入金されるまで気を抜かないという事です。
本日は11月30日の月末です。
来月の事業資金も正常に循環するように、今月入金予定の売上代金が滞りなく全額入金がされているのかを確認しましょう。