江東区の税理士     経営アドバイザー

佐藤充宏 江東区で税理士事務所・ファイナンスコンサルティング会社を経営しています。

【簿記の勉強のコツ:その2】取引をするには二面性があるというのをイメージしましょう

【簿記の勉強のコツ:その2】取引をするには二面性があるというのをイメージしましょう

簿記とは

「簿」「記」入する

という略語ともいわれています。

そのため、簿記の対象となる取引を帳簿に記入するために、その取引を理解する必要があります。

取引の例

取引にはどのようなものがあるのかというと、

単純に

売る

買う

といったものがそのうちにあります。

そして、更に簿記では、この取引を二面性から考えます。

取引の二面性

例えば、売るという行為にも、色々なパターンがあります。

現金で販売する。

その場では、代金をもらわず、所定の日にまとめて払ってもらう(いわゆる掛け取引)。

つまり、売るという行為を二面性から見て区分するという感じです。

そして、現金で販売するのであれば、

借方:現金  貸方:売上

という仕訳となり、

掛け取引での売上であれば、

借方:売掛金  貸方:売上

となります。

※三分法で考えた場合です。

取引を各々の面から、借方、貸方という二つに分けるのです。

簿記では、必ず、仕訳が成立するように取引を分析するので、二面性で捉えるようにするのが大切です。

まとめ

簿記の対象となる取引を帳簿に記入するにあたっては、取引を二面性でイメージするのが、勉強効率化のポイントです。

簿記では、必ず、仕訳が成立するように取引を分析するので、取引を二面性から、借方、貸方という二つに分けるようにしましょう。

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