江東区の税理士     経営アドバイザー

佐藤充宏 江東区で税理士事務所・ファイナンスコンサルティング会社を経営しています。

【簿記の勉強のコツ:その1】簿記の勉強の際には、使える五感をフル活用して、反復継続しましょう

【簿記の勉強のコツ:その1】簿記の勉強の際には、使える五感をフル活用して、反復継続しましょう

簿記の勉強をしていると、なかなか取引がイメージ出来なかったり、勘定科目が分からない事があります。

最初はなんとなく理解できていても、勉強が進むにつれて難しくなったり、又は、以前の勉強内容と混同したりといったように、思うように勉強のペースが上がりません。

そうなってくると、モチベーションも下がり、勉強の進捗が止まってしまう事もあります。

しかし、そのような事はよくあります。

初めての事を学ぶわけですから、理解するのに時間がかかる事もあります。

ところで、そのような時にはどのようにしたら良いのかという事について、今回はご案内致します。

簿記は五感を使って勉強します

例えば、英語の勉強をしていて、英単語を覚えたい時があるとします。

apple

という単語を覚えるのであれば、

日本語を英語に訳するという事で、

りんごは、アップル。

と考えて、

発音を覚えながら、

エーピーピーエルイー

というスペルをおさえます。

その時には、経験上からは、

発音をする

書く

という作業を繰り返します。

すると、

口を使う

耳を使う

手指を使う

という感覚を用います。

すると、おそらく、脳の中で、カラダのいくつかの感覚を活用して学ぶと、appleというワードの発音やスペルがカラダに記憶されます。

そして、使える五感をできるだけ活用すればするほど、進捗度も上がり、記憶の定着率も上がります。

この勉強法を簿記にも試してみるのです。

商品を掛けで11,000円売り上げたのであれば、(三分法の場合)

借方:売掛金11,000 貸方:売上11,000

となります。

これを言葉にして、

「かりかたうりかけきんいちまんせんえん、かしかたうりあげいちまんせんえん」

と声に出しながら、

実際の仕訳を書きます。

反復回数は難易度や優先順位があるので、人によって異なりますが、覚えられるという事は、理解度が上がってきている証拠でもあります。

すると、

モノやサービスを掛けで売ると、

売掛金という債権が増えるときは借方

売上という収益が増えるときは貸方

という事が分かり、

簿記の最初の勉強で、

貸借対照表上で、

資産が増えるときは借方

負債・資本が増えるときは貸方

損益計算書上で、

収益が増えるときは貸方

仕入や費用・損失が増えるときは借方

で基本的に計上されるのを学ぶのと、先程の商品を掛けで11,000円売り上げた取引とがカラダの中でシンクロ(同調)します。

人によっての理解度の違いはあると思いますが、使える五感をフル活用する事が、勉強のコツです。

まとめ

簿記の勉強は他の分野の勉強とも共通してします。

使える五感をフル活用して反復継続する事により、カラダで覚えられる場合が多いので、是非実践してみましょう。

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