江東区の税理士     経営アドバイザー

佐藤充宏 江東区で税理士事務所・ファイナンスコンサルティング会社を経営しています。

信頼関係を深めるには、相手との約束を守る事が大切です

信頼関係を深めるには、相手との約束を守る事が大切です

仕事をしていると、色々な出会いがあります

その出会いの中には、これからずっと続けていきたい方との出会いがあります。

お互いを高め、刺激しあい、時には支えあったりできる相手を見つける事は、その人の人生にとってかけがえのないものになります。

しかし、素晴らしい方や会社との出会いがあっても、その人や会社との関係が長続きしない事もあります。

ビジネスでのコミュニケーションは、相手との約束で成立する部分が多いです

取引先と仕事をするのであれば、実際のモノやサービスの販売に繋がるまでにいくつかのプロセスがあります。

打合せやメールのやり取り、商品やサービスのプレゼン、場合によっては、第三者を交えての商談など。

関係者双方にとって、商売が成立するには、納得して商品やサービスを売買したいという目標点にたどり着かなければなりません。

そして、その目標点にたどり着くのに大切なのが、

「相手との約束を守る」

という事です。

打合せをするのであれば、打合せの時間を守る。

資料やデータを提供するのであれば、期限までに必要な書類を提供する。

相手が提示してきた条件を承諾したのであれば、その条件を遵守する。

また、当たり前の事ですが、法令を遵守する、相手に迷惑をかけない。

大きな商いになればなるほど、取引先は、自社をどれだけ信用して、自社の商品やサービスに価値がどれだけあるのかを厳しく見ています。

取引先にしてみれば、大切な事業資金を使って商品やサービスを購入するわけであり、金額が多額になれば、社内で決裁手続きを経てからやっと購入に至るのです。

信用できない相手、そして、信頼できない相手にはそこまでの事は出来ません。

約束を守る事の積み重ねが、相手との信頼関係を深める事にも繋がります

商売であれば、販売者と購入者との関係があります。

購入者側にしてみれば、

「金を出して買ってあげている」

という意識があると、販売者側へ過度な要求をしたり、決められた条件を承諾なしに変更する事があるかもしません。

販売者側にしてみれば、大切なお客さんですので、その購入者側の要求に応じるかもしれません。

しかし、当初決められた約束を守ってくれるからこそ成立する取引だからこそ築いた信頼関係です。

販売者側にとっては苦渋の選択です。

そのようなケースは少ないと思いますが、

打合せの時間に遅れてきたり、

提供してもらうデータの送信が予定より遅れたり、

販売代金の前金の入金が期限より遅れたり、

契約内容とは相違する事を求めてきたり、

といった事があったとしたら、販売者側はどう思うでしょうか。

「今回の取引は成立させないといけないが、次回以降の取引は難しい」

「約束の期限をいつも遅れて、自分達はいつも振り回されるので、一緒に取引したくない」

と思うかもしれません。

お互いの約束を守り続け、信頼関係を深め、そして、高めましょう

販売者側と購入者側では、どうしても購入者側が優位に立つ部分があります。

顧客として商品やサービスを購入するわけですから、販売者側にとってみれば、本当にありがたい存在です。

しかし、お互いの立場をきちんと尊重していれば、それが信頼と実績に繋がり、

販売者側も貴重な情報を提供してくれたり、購入者側が苦境に陥った時には、一時期だけ販売価格を特別価格提供でサポートをしてくれるかもしれません。

お互いの関係がwin winに成立するのであれば、

「この人だったら、この会社だったら、気持ち良く取引できるので、ずっと続けたい」

と思います。

信頼関係が崩れるのは一瞬で、その崩れた信頼を築き直すのは本当に難しいです。

築いた信頼関係を維持・発展させるのは大変ですが、信頼関係築けたからこそ、商売が成立するのです。

お互いの約束を守り、そして、守り続けましょう。

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