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経理部長は選ばれた人しかなれません
経理部署に配属される人であれば、自分の今後のキャリアビジョンを考えると、いつかは経理部長になりたいと考える人も多いです。
そのために、日々研鑽を積んで、昨日の自分を超える成長を目指して頑張りますが、経理部長になる事が出来るのは、基本的に1名だけです。
(〇〇担当部長という形であれば、部長が複数名になる場合がありますが)
経理部長になるには、あらゆる面を総合的に勘案して、その人が適任かどうかを見極められた上で決まる事になります。
その中の要素の一つとして大切なのが、ストレス耐性です。
経理部長ならではストレスがあります
先述のとおり、経理部長になりたいと思っている人は組織によっては、多くの人がいます。
しかし、自分ではなく他の同期が経理部長になったり、自分の考えとは合わない人が経理部長になる事もあります。
すると、経理部長になった人は、社内の目にさらされ、自分の耳に入らないところで色々な話が出ます。
また、経理部長であれば、業務の意思決定の範囲が大幅に増えます。
そして、それに合わせて、責任も増し、プレッシャーが重くのしかかります。
もしミスをしてしまうと致命傷になる事さえあります。
今まで以上に社内全体を俯瞰して考え、外部環境にもアンテナを張り巡らせて、会社の成長・発展を支えていかなければなりません。
給料も増えて、部下の人数も増え、名刺に経理部長という肩書がつくと、業務に対するモチベーションが上がるかもしれませんが、その職位に応じたストレスも出てきます。
自分なりのストレス耐性を身に付ける必要があります
もちろん、経理部長に限らず、その他の人にしてもストレスは多くあります。
経理部長の方があらゆる面で大変だというのとは違いますが、立場が代われば、今までは考えられなかったストレスを感じる事になります。
このストレスにどう向き合うかが大切です。
そして、その人の性格や適性、経験や実績によって、同じ物事に対してストレスを感じる人がいる場合とそうでない場合があります。
一方、ストレスを感じない人の方が優秀というわけでもありません。
ストレスを感じる事が出来るからこそ、その物事の大切を実感でき、緊張感を持って業務に臨む事も出来ます。
気を付けなければならないのは、そのストレスに押しつぶされる事です。
あらゆる種類のストレスが日々発生します。
一過性のもの、定期的なもの、突然降ってわいたような大きなもの等。
耐えられるものと耐えられそうもないものがあったとした時に、耐えられないそうもないものに対してどう対処するのかが大切です。
・ストレスを感じるのであれば、ひょっとしたら、疲労がたまっていてネガティブに考える自分がいるようであれば、疲労を取るようにする。
・ストレス解消の趣味をする。
・周囲の人と情報共有し、ストレスを軽減するヒントを見つけて実行する。
・ストレスになりそうな事が起きそうであれば、事前回避できるような対策を取る。 等
何もしなければ、そのストレスはすぐそばにずっと付いているかもしれませんので、自分に合ったストレスとの向き合い方を実践しましょう。
経理部長という職を良い意味で楽しめるようにしましょう
経理部長というポジションで仕事をするのは憧れでもありますが、ストレスを感じる事も増えてしまう場合があります。
しかし、今までの困難を乗り越えて経理部長になれたのです。
ストレスと上手に向き合いながら、経理部長という職を良い意味で楽しめるようにしましょう。