江東区の税理士     経営アドバイザー

佐藤充宏 江東区で税理士事務所・ファイナンスコンサルティング会社を経営しています。

預金通帳にメモ書きをして、日々の入出金内容が全て分かるように使ってみてはいかがでしょうか。

預金通帳にメモ書きをして、日々の入出金内容が全て分かるように使ってみてはいかがでしょうか。

電卓とノート

 

 

多くの方が預金口座を持っていますが、実際に通帳を有意義に使っているのかを一度振り返ってみてはいかがでしょうか。

 

給与やその他の収入があれば、預金口座に入金されて、生活費やローンの返済時に預金口座からお金を引き出しますが、数か月後に通帳を見返してみると、

 

「あれっ?この預金からの現金引出は何に使ったんだっけ?」

 

という事がありませんか。

 

預金通帳を記帳すると、日々の入出金が印字されますが、そのうち、印字される内容が分かれます。

 

一つは、

 

入出金内容も記載されるもの。

 

これは、例えば、売上代金や給与の振込があった時に、振込元からの送金があった際に、振込元の会社名等が印字されるものです。

 

また、預金口座から直接支払先の口座へ振り込む場合や、自動引落される場合等は、通帳に振込先名や自動引落の内容が印字されます。

 

もちろん、他にも、支払方法によっては、所定のワードが表示されたりもします。

 

このような場合であれば、入出金内容を把握する事が出来ます。

 

 

しかし、もう一つは、

 

入出金内容が印字されないもの。

 

このような場合があります。

 

例えば、

 

預金口座へ資金補充するために、現金を預金口座に預け入れた場合や、

 

支払に充てるために、預金口座から現金を引き出した場合など。

 

こうしたケースでは、通帳には入出金日と入出金額と残高だけが印字されます。

 

これでは、後日、預金通帳を見返しても、内容をそこから直接読み取る事はできません。

 

せっかく、日々の入出金を預金通帳から管理しようと思っても、管理する事はできません。

 

 

そこで、このような場合には、

 

「預金通帳にメモ書きをして、入出金内容が分かるようにする」

 

という方法を取られてみてはいかがでしょうか。

 

「えっ?預金通帳にはメモ書きをしてはいけないじゃないの?」

 

と疑問に思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、実際にメモをされる方はいらっしゃいます。

 

全ての金融機関に確認を取ったわけではありませんが、預金通帳のATMなどでの記帳に問題がなければ、特にメモ書きをしても、支障が発生する事はないようです。

 

金融機関の営業担当に通帳を渡す事があり、その時にメモ書きを見られるのが抵抗あるという場合等以外であれば、メモを実際にして、家計簿代わりに使っている方は多いです。

 

例えば、旅行代金の支払のために現金を引き出した場合には、出金額の記帳欄の横に「旅行代金」と書いておけば良いのです。

 

個人的なものであれば、自分が分かるようにしておけば良く、また、会社の口座であれば、経理処理をする際に分かり易いように記入しておけば良いのです。

 

この作業をするかしないかで、預金通帳の効率的な管理に大きな差が出ます。

 

預金通帳からはお金に関する色々な事が分かりますので、日々の入出金内容が全て分かるように、メモ書きを活用されてみてはいかがでしょうか。

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