江東区の税理士     経営アドバイザー

佐藤充宏 江東区で税理士事務所・ファイナンスコンサルティング会社を経営しています。

東京都23区内の固定資産税納税義務者の方むけ:令和5年度第1期の納期限は6月30日です。口座振替やスマホ決済アプリ等の便利な納付方法をご紹介します。

東京都23区内の固定資産税納税義務者の方むけ:令和5年度第1期の納期限は6月30日です。口座振替やスマホ決済アプリ等の便利な納付方法をご紹介します。

はじめに

東京都23区内の固定資産税の納税義務者宛に、毎年6月に納税通知書が送付されてきます。

その通知書にはいくつかの記載があり、その内容に基づいて固定資産税を納税することとなりますが、

今回は新年度の納税ということもあるので、東京都23区の納税に関して、ご紹介します。

令和5年度固定資産税の納期と納期限

第1期:

令和5年6月1日から6月30日まで(納期限 6月30日)

第2期:

令和5年9月1日から10月2日まで(納期限 10月2日)

第3期:

令和5年12月1日から12月27日まで(納期限 12月27日)

第4期:

令和6年2月1日から2月29日まで(納期限 2月29日)

※固定資産税税と合わせて都市計画税も納付します。

納税方法

1.窓口での納付

所定の金融機関・郵便局・都税事務所等の窓口にて、納付する期の納付書をお持ちの上、

手続きをします。

2.コンビニエンスストアでの納税

1枚あたりの合計金額が30万円までのバーコードがある納付書に限って、現時点では次のコンビニエンスストアで納税できます。

くらしハウス、スリーエイト、生活彩家、セブン‐イレブン、デイリーヤマザキ、ニューヤマザキデイリーストア、ファミリーマート、

ポプラ、ミニストップ、ヤマザキスペシャルパートナーショップ、ヤマザキデイリーストアー、ローソン、MMK設置店

※無人端末及び金融機関内端末は除きます。

なお、納税後は、レジ発行のレシート及び領収印が押された領収証書の2つを必ず受け取りましょう。

3.スマートフォン(スマホ)決済アプリによる納付

バーコードがある1枚あたりの合計金額が30万円までの納付書に限って納付できます。

なお、次の注意点があります。

1.領収証書は発行されません。

2.都税事務所やコンビニ等の窓口でスマホ決済アプリを提示する方法では納付できません。

この決済アプリによる納付の場合には、次の流れのイメージで納付します。

スマホ等にスマホ決済アプリをインストールし、必要事項を登録。

アプリで納付に必要な金額をチャージ。

アプリの請求書払いを選択。

納付書に印字されたバーコード又はeL-QRを読み込む。

納付金額を確認し、支払手続きをする。


支払完了画面で支払手続きが完了した事を確認。

スマホ決済アプリのよる納付の詳細は、こちらの東京都主税局ホームページでご確認ください。

4.ペイジー(Pay-easy)による納付

ペイジー(Pay-easy)マークの付いている納付書であれば、

金融機関ATMやインターネットバンキングで、収納機関番号、納付番号、確認番号、納付区分等の情報を入力し、

所定の操作にて納付できます。

注意点:

新規にインターネットバンキング・モバイルバンキングを利用する場合は、事前に金融機関への利用申込みが必要です。

※金融機関ATMで納付する場合には、利用可能金融機関の事前確認をしましょう。(一部金融機関では、モバイルバンキングでの納付ができます)

また、コンビニ窓口・コンビニの共用ATMでは納付できず、領収証書は発行されないので、

納税の確認は ATM の利用明細書及び預金通帳等で行います。

5.クレジットカードによる納付

パソコンやスマートフォン等から、次の2通りの方法でクレジットカードにより納付します。

・パソコン・スマートフォン等から地方税お支払サイトへアクセスして納付する。

・PCdesk等のeLTAX対応ソフトウェアから納付する。

6.口座振替

事前に届け出をし、口座振替日前日までに納税資金を対象口座に準備しておけば、自動的に納付が行われます。

口座振替は、窓口に行かず、そして納税資金を事前に準備しておけば、パソコンやスマホを操作しなくても納付ができるので、便利です。

その他

上述の内容は、現時点での情報に基づくものですが、納税義務者の方の利便性がより向上するように、

新しい納付方法が追加される場合や、既存の納付方法がリニューアルされる場合もあるので、

最新の納付方法を東京都主税局ホームページ等でご確認下さい。

まとめ

東京都23区内では、6月に令和5年度固定資産税納税通知書が送付され、第1期の納期限は6月30日です。

口座振替やスマホ決済アプリ等を用いての利便性の高い納付方法があるので、

自社に適した効率的な方法で納付しましょう。

 

 

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