簿記とは
帳「簿」に「記」入する
という略語ともいわれています。
そのため、簿記の対象となる取引を帳簿に記入するために、その取引を理解する必要があります。
取引の例
取引にはどのようなものがあるのかというと、
単純に
売る
買う
といったものがそのうちにあります。
そして、更に簿記では、この取引を二面性から考えます。
取引の二面性
例えば、売るという行為にも、色々なパターンがあります。
現金で販売する。
その場では、代金をもらわず、所定の日にまとめて払ってもらう(いわゆる掛け取引)。
つまり、売るという行為を二面性から見て区分するという感じです。
そして、現金で販売するのであれば、
借方:現金 貸方:売上
という仕訳となり、
掛け取引での売上であれば、
借方:売掛金 貸方:売上
となります。
※三分法で考えた場合です。
取引を各々の面から、借方、貸方という二つに分けるのです。
簿記では、必ず、仕訳が成立するように取引を分析するので、二面性で捉えるようにするのが大切です。
まとめ
簿記の対象となる取引を帳簿に記入するにあたっては、取引を二面性でイメージするのが、勉強効率化のポイントです。
簿記では、必ず、仕訳が成立するように取引を分析するので、取引を二面性から、借方、貸方という二つに分けるようにしましょう。