税金の納税をする際には、インターネットを活用しての納税が増えていますが、納付書を金融機関等に持ち込んで納税をすることあると思います。
しかし、納付書の作成を手書きでしている場合 官公署から入手した納付書に、納税額やその他の必要情報を 記入しますが、記入誤りが発生する場合もあります。
そのような場合 、わざわざ官公署に 予備の納付書を 取りに行くのは手間です。
(内容によっては 予備の納付書の郵送をできる仕組みもあります)
そして、申告書作成システムなどを使っていない場合には、パソコンでデータを作成して納付書を用意するということができないように考えているかもしれませんが、
実は、官公署の方でも納付書の出力ができるような仕組みをとっている場合もあります。
東京都主税局での エクセルでの納付書 提供
東京都主税局では 一定の申告書類や納付書等の様式をホームページ上で提供していて、それをダウンロードして印刷することができるようになっています 。
そして、納付書については 印刷をするだけではなく、 印刷前に必要情報を入力して、 完成した状態でその納付書を出力することもできるようになっています。
そして、いくつかの様式を東京都主税局では提供していますが、法人事業税や法人都民税等の申請様式についてはこちらに掲載されています。
その中に、
というものがあります。
こちらを選択すると、Excel ファイルが起動し、使用方法のシートを確認の上入力シートに入力をし印刷シートから印刷をすると納付書が出力できるようになっています。
入力シートと印刷シートの画面です。
入力要領は簡単です。
所在地や法人名電話番号管理番号事業年度納税額等のなどの情報を入力
↓
印刷シートで入力内容に漏れや誤りがないかを確認
↓
印刷をし点線に沿って余白部分を切り取る
(余白以外は切り離さない)
これで納付書の準備が完了です。あとは納税資金と一緒に納期限までに納税手続きを滞りなく済ませるだけです。
留意点
1.東京都主税局のホームページで公開されている様式は、東京都主税局が所管となっている官公署にて取り扱いができるものとなりますので、
他府県等の官公署が所管となっている場合には各官公署で提供している様式を確認する必要があります。
2.提供されている様式が最新バージョンであるかどうかの確認が必要です。
3.使用するアプリケーションやプリンター等の環境によっては印字がずれる場合がありますので印刷プレビューや印刷後の様式での確認が必要です。
4.初めてこの様式の納付書を使用する場合には切り取り方法に誤りがあったり入力内容に誤りが出てきている場合もあります。
そのため、金融機関等に納付書を持ち込んだ時に受付がされない場合があるかもしれませんので、その場合を想定して、
最初に使用するときは納期限より余裕を持った日程で早めに持ち込みをし、修正が必要な場合には、改めて納付書を用意できるくらいの日程を確保しましょう。
5.その他疑問点等が出てきた場合については、東京都主税局または所管の都税事務所等にご連絡をお願いします
まとめ
東京都主税局では納付書の様式を Excel 形式等で提供しているものもあります。
そのため、納付書を用いて納税をする場合にはこれらの様式を活用でき、もちろん、その他の官公署でも納付書の様式をホームページ上で提供しているものもありますので、
そちらを活用して、効率的に納税手続きをするようにしましょう。