毎年の恒例ですが、年末年始は富岡八幡宮を参詣します。
大晦日から開業する露店の準備も始まり、また、境内の整備も進んでいます。
今回は、12月31日朝8時頃の風景です。
参拝者は少なく、落ち着いた雰囲気です。
そして、この富岡八幡宮での年末年始の参詣にはいくつかの目的があります。
目次
古神札納め
年末は、1年間お守り頂いた神札や御守を納めます。納める日は年内であれば、特に指定されていません。
納める場所は、境内裏手に古札納め所があるので、そちらに納めます。
時間帯によりますが、納めた際に、お祓いをして頂けます。
古神札を納めるた後にいつも見るのが横綱力士碑です。
この一年の間に、どのような力士が横綱になったのかが、石碑で刻まれています。
照ノ富士関までが刻まれていました。
ちなみに、一年前も同じでした。
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令和4年12月31日午後1時まで:形代の奉納
本殿賽銭箱前に形代が置いてあります。
こちらから必要枚数を頂き、形代に氏名と年齢を書いて、三度全身を撫でて、三度息を吹きかけて、納めます。
形代に罪や穢れを映して、大祓の祭典中にお祓いがされます。
形代を納めるのは、ご祈祷受付所右横ですが、元旦以降は、ご祈祷受付所は変わるので、ご注意です。
こちらの箱の中に納めます。
ここまでで、古神札・御守や形代の納めが完了です。
令和6年12月31日午後3時:師走大祓式
一年の犯した罪や穢れを除き去るための除災行事で、6月に行われるものは「夏越の祓」、12月に行われるものは「年越の祓」と呼ばれています。
なお、この後には、境内で、大祓式と除夜祭が斎行されます。
これは、一年を締めくくるお祭りとされ、この一年を無事に過ごせたことに感謝し、心身を清め、新しい気持ちで、新年を迎えるために行われるものです。
御神札お受け所
元旦以降は臨時の販売所が設けられますが、大晦日まではこちらで購入代金を支払って御神札を受け取ります。
神宮大麻・玉串・切札・竃札・御幣等以外に、もちろんお守りもあります。
元旦以降は、こちらでも販売されます。
令和7年1月1日から:新年参詣・ご祈祷
人によっては参詣だけを済ませ、ご祈祷をしない場合もありますが、
参詣をし、その後本殿にてご祈祷を受けるのが年始の流れになっている人も多いです。
ご祈祷時間は、祭典・行事時間以外は毎日9時から毎時00分・30分に執り行われていますが、
受付していない時間もあるので、ご注意下さい。
令和7年1月のご祈祷案内はこちらです。
※元旦は、0時30分が初回受付です。
なお、ご祈祷にあたっては、事前に願意を決めておいて、申込書に記入をして、受付で手続きをする流れになります。
YouTubeでの境内映像で混雑状況をチェックしてから参詣する方が多くなりました。
富岡八幡宮では YouTube チャンネルを開設して、年末年始は境内の参詣者の混雑状況等を
リアルタイムで提供しています。
ここ数年は毎年提供しているため、今年も提供予定だと思いますので、
事前に混雑状況等をチェックしてから参詣しましょう。
立派な手水舎も見ましょう
参拝する前に、手や口を清める場として手水舎がありますが、
富岡八幡宮の手水舎は立派です。
コロナ渦以降からだと思いますが、手水舎には柄杓はありませんので、柄杓なしで手水をします。
水が蓄えられているところに、何か浮いています。
迎春と干支等が敷き詰められています。
まとめ
江東区深川の富岡八幡宮では、年末年始の神事等として、古神札や形代を納めたり、
新年の御神札を受けたり、大祓いや除夜式、ご祈祷等が間もなく始まります。
年末年始の神事をして、スッキリとした気持ちで年末年始を過ごしてみませんか。
富岡八幡宮