固定資産税は土地や家屋・償却資産に対して課税されます。
そして、令和4年度の固定資産税についての納税がこれから始まりますが、その詳細が記載されている納税通知書が6月1日水曜に発送予定です。
多くの場合は、その納税通知書に記載されている納税額や納期限だけを確認しているケースも多いですが、その他にも確認をしておいた方が良いことがいくつかあります。
目次
課税標準額
課税標準額はイメージとしては固定資産税が課税される際の評価額です。
土地の場合
土地であれば、その土地の種類や地積・価格なども掲載されています。
家屋の場合
家屋であれば、床面積・価格等が掲載されています。
固定資産税額
固定資産税はその課税団体によって税率が異なる場合がありますが、例えば、江東区の場合には固定資産税の税率は100分の1.4です。
そして、課税標準額に税率を乗じたものが固定資産税となります。
摘要欄
摘要欄には課税に関する参考情報が織り込まれています。
例えば、減免を受ける場合や、その土地が税金の軽減の適用を受ける場合には、その内容が記載されている場合や、または、共用の場合等は、その旨の表記がされています。
都市計画税
固定資産税以外にも都市計画税が課税されますので、この情報も同じ納税通知書に記載されています。
都市計画税の課税標準額は固定資産税と違う場合がありますが、その課税標準額も記載されています。
なお、江東区の場合にはその都市計画税の税率は100分の0.3です
納税額と納期限
固定資産税と都市計画税の東京23区内の令和4年度の納期限は次のとおり、東京都主税局ホームページに掲載されています。
第1期 令和4(2022)年6月1日から6月30日まで(納期限 6月30日)
第2期 令和4(2022)年9月1日から9月30日まで(納期限 9月30日)
第3期 令和4(2022)年12月1日から12月27日まで(納期限 12月27日)
第4期 令和5(2023)年2月1日から2月28日まで(納期限 2月28日)
その他の情報
口座振替の手続きをした場合には、口座振替の対象となっている金融機関の情報が記載されています
(個人情報保護のため口座番号の一部が表示されていません)
また、共有者がいる場合にはその共有者名が記載されています。
その他にも所定の情報が記載されているので、どのような内容が表記されているのか確認しましょう。
まとめ
東京都23区内の令和4年度固定資産税・都市計画税の納税通知書が6月1日水曜に発送予定です。
お手元に届いたら、納税額や納期限だけでなく、その固定資産の価格や課税標準額・摘要欄の記載内容等もチェックしましょう。