![経理担当者が退職した場合に会社が対応すべき事その6:IDやパスワードを漏れなく引き継ぎましょう](https://sa10tax.com/wp-content/uploads/2019/01/3d7d2b671f1cec8bd212bddf5cd2ac0f.jpg)
経理担当者がPCを使って業務をする際には、アプリケーションやwebにログインする場合があります。
その際に、これらを利用するために必要なIDやパスワード等といった、その担当者に紐づけられる情報があります。
そして、そのIDやパスワードを使用しないと、業務ができない場合があります。
例えば、
e-Tax
eLTAX
といった、国税や地方税に関するシステムへのログインや、
会計システム
インターネットバンキング
といった、会計や経理へのログイン、
Excel
Word
といったデータを取り扱う際に設定するパスワード、
その他にも、メールやクラウドを利用する際にも、IDやパスワードを使用します。
また、場合によっては、合い言葉といったものも必要な場合があります。
そのため、その退職者からは、必ず、事前にIDやパスワード等を事前に引き継ぎましょう。
そして、さらに大切なことは、
その引き継いだIDやパスワード等で実際にログインできるのか試してください。
退職者がうっかりパスワードを間違えたり、ログイン先の仕様変更等でIDやパスワード等を再設定しなければならない場合もあります。
後任者がその後の業務に支障がないように、必ず事前にすべてのIDやパスワード等を引継ぎましょう。