税金に関する申請や確定申告をする場合に、今では国税のe-Taxや地方税のeLTAXのシステムを使って手続きを完了させる会社が多いです。
わざわざ印刷して郵送したりせずに手続きが出来るため、利便性が高く、パソコンの前に座って手続きが出来るのです。
しかし、空いている時間に手続きをしようと思っても、出来ない場合があります。
目次
電子申告には利用可能時間が決まっています
例えば、月末は出張や休暇を入れているため、申告期限より2~3週間早めに休日出社した際に手続きをしようと思っても、出来ない場合があります。
それは、システム上、利用可能時間外となっているからです。
365日24時間フル稼働で電子申告システムが稼働しているわけではなく、どうしてもメンテナンス等のために、特定の時間帯は利用出来ない形になります。
そこで、次のように利用可能時間を公表しています。
e-Taxの利用可能時間
通常期と所得税等の確定申告時期とで異なります。
1.通常期
(1)月曜日~金曜日:
24時間
注意点)
①休祝日及び12月29日~1月3日を除きます。
②休祝日の翌稼働日は8時30分から利用開始します。
(2)毎月の最終土曜日及び翌日の日曜日:
8時30分~24時
注意点)
休祝日及び12月29日~1月3日を除きます。
2.所得税等の確定申告時期:
全日24時間(土日祝日等を含みます。)
注意点)
メンテナンス時間を除きます。
なお、上述は現時点での情報となります。
最新の利用可能時間の詳細については、「利用可能時間カレンダー」をご確認ください。
eLTAXの利用可能時間
気を付けなければならない点は、
e-Taxの利用可能時間とは一部異なる
という事です。
eLTAXの場合には、
1、平日については、通常期・繁忙期・最繁忙期の区分ごとに利用可能時間を決めて、次のとおりとなっています。
通常期・繁忙期:
8時30分~24時
最繁忙期:
0時から24時
※メンテナンス時間は除きます。
2、土・日・休日、年末年始(12/29~1/3)については休日のため受付時間外となっていますが、
休日運用日を決めていますが、月によっては運用できる日が異なるので、最新情報は必ずeLTAXホームページでチェックしましょう。
なお、上述は現時点での情報となりますが、令和3年度の休日運用日については、こちらのeLTAXホームページに掲載されています。
まとめ
電子申告システム等を使って税金の申請や申告手続き等をする会社が増えていますが、国税のe-Taxと地方税のeLTAXでは、各々利用可能時間を設定していて、e-TaxとeLTAXでは利用時間帯が全て同じという事ではありません。
そのため、利用可能時間については、事前にe-TaxとeLTAXではどのようになっているのかを必ずチェックするようにしましょう。