毎年の事業年度末になると、会社として必ず決算業務を行います。
事業年度中の経営成績やキャッシュフロー、事業年度末の財政状態を決算報告書として作成し、その事業年度の成果を株主等の関係者に報告したり、
これからの経営戦略を作成する際の参考資料として作成します。
そして、以前と異なり、会計システムの利便性の向上や会計や経理処理の情報が分かり易く公開されている事により、自社内で決算処理までも滞りなく出来る場合があります。
自社内で経理処理を完結できると、経営数値の社内報告がスピーディーになり、経営戦略の迅速な意思決定が可能になります。
ところで、事業年度末には、決算業務以外にやるべき事があります。
目次
確定申告書類の作成
決算処理と合わせて、その内容に基づいて確定申告書類を作成しますが、この確定申告書類の作成にはいくつものハードルがあります。
どのような種類の税金の確定申告をするのか。
各々の税金の申告書類がたくさんあるが、これらのうち、どの書類を作成すれば良いのか。
申告書類にどのような内容を入力(記入)すれば良いのか。
税金の計算をどのようにすれば良いのか。
確定申告書類の作成には税法の知識が必要です
今ではインターネット上に色々な確定申告書類作成のノウハウが公開されているので、実際にそのノウハウにしたがって作成して、問題なく完成出来る事もあります。
しかし、一方で、その内容が本当に合っているのかを検証を本来はする必要があります。
そのノウハウが自社の場合に適しているのか
税制改正があった場合に変更点はないのか
本来は受ける事の出来る税制上の優遇措置がきちんと受けられているのか
確定申告書類は、税法に準拠した必要な書類を時には複雑・難解な判断をしながら作成する事もあります。
結果として確定申告書類を作成できたといっても、その作成を本当に理解して作成した場合とそうでない場合には大きな差があります。
もし、確定申告書類を作成できたとしても、その内容に漏れや誤りがあり、納める税金の計算が間違っていたらどうなるのでしょうか。
確定申告書類の作成に時間をかけるのか、事業活動に時間をかけるのか
全ての人には24時間という限られた時間しかありません。
その時間をどのように使うのかによって、会社の事業の成長スピードが違います。
その違いを生むのは、どれだけやるべき事に集中できているのかです。
そして、本来は営業やマーケティング、その他のやるべき業務に時間を注ぐところ、確定申告書類の作成に時間を費やしてしまったとしたらどうなるのでしょうか。
もちろん、税理士等の専門家へ確定申告書類の作成を依頼すれば、報酬の支払をしなければなりません。
しかし、その支払を気にするあまり、確定申告書類の作成に時間を取られて、本来は獲得できたであろう売上を獲得できなかったとした場合、「機会損失」が発生してしまいます。
例えば、1日集中すれば10万円の売上を獲得できるところ、確定申告書類の作成に1日かけてしまっていたとしたら、その日の10万円の売上は獲得できないかもしれません。
費用対効果等を考えて、何に時間をかけるのかという事を考えるのは、どのような場合でも必要です。
弊所では確定申告書類作成アドバイス及びレビュー・チェックサービスを実施しています
以前より、
専門家に確定申告書類の作成ポイントを教えてもらえば、なんとか自分達で作成できる
確定申告書類の作成をした後に、その内容が合っているのかを見てもらいたい
というお話をうかがう時があります。
できるだけ費用を抑えて確定申告書類を作成したいという事ですが、この方法であれば、自社内にも毎年ノウハウが蓄積され、納税額が多すぎたり、
少なすぎたりするといったリスクを抑える事に繋がり、確定申告書類作成のストレスを軽減できます。
弊所では、このような会社様のご状況に適したサービスを実施しています。
まとめ
弊所では、法人様の確定申告書類作成のアドバイス及び確定申告書類のレビュー・チェックサービスを提供しています。
自社で確定申告書類を作成する際に必要なアドバイスをしてほしい
自社で作成した確定申告書類の内容をレビュー・チェックしてほしい
これらのサービスを希望される場合は、お気軽にお問い合わせ下さい。