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そのお店が入居している建物の前を通っても、そのお店がある事を知らない方は多いです
場所は、江東区門前仲町駅から徒歩数分の場所にあります。
門前仲町の飲食店は会食で利用することが多いですが、こちらのお店は知りませんでした。
「一村」
とあるビルの2階にあります。
ビルには看板が出ておらず、また、テナントの各階表示版にも掲示されていませんので、お店の前に行って初めて店名が分かります
重厚な扉の横に店名が書かれています。
店内は落ち着いた雰囲気で、カウンタ数席とテーブル席があります。
今回は事前に予約をしていて、カウンターの一番右側を確保して頂きました。
こちらからは、外の景色を見る事が出来ます。
最初は生ビール
薄いグラスで程良い冷たさで提供してくれます。
店員さんにお聞きしたところ、老舗という訳ではなく、開店してそんなに経っていないとの事でした。
それでも、他のお客さんが続々と入店してきて、店内はあっという間に満席に近くなってきました。
客層は比較的年齢層が高く、味にこだわりがありそうな方が多そうです。
アテのおからと鳥のササミは美味しいです
この後の展開に期待が持てます。
ところで、知人の方から、こちらのお店で一度呑んだ方が良いと言われていたのが、レモンサワーです。
他店の倍の値段ですが、人気商品との事です。
メニューを見ると、なんと、レモンサワーだけで5種類もあります
今回は名代レモンサワーを注文です。
カウンターでレモンサワーを作っている様子を見て、評判なのが分かりました。
大きいロックグラスを2つとそして、リキュールを入れて、なんと丁寧にステアをして炭酸水を加えています。
(リキュールは内緒にしておきます)
まるで、ショットバーにいる感覚です
ショットバーでもレモンサワーを飲めるお店はありますが、ここまで手間暇をかけて味を追求しているお店は見た事がありません。
この値段は納得です。
この注文の間に、鰹の刺身と雲丹と甘海老の醤油漬けがきました
鰹は美味しく、そして、ウニと甘海老のバランスが良くこちらも濃厚で美味しいです。
カウンターの中にはウンターベルクがあります
これは、酔いを抑える効果もありますが、ウンターベルクを置いているのは珍しいです。
そして、マスターお勧めの美味しい日本酒の純米大吟「飛露喜」を頂きます
こういったお店は、界隈の飲食店でも評判になり、良い意味で活性化に繋がるので良いですね。
トコブシの肝
他の日本酒も飲みたかったので、「田中六五」
飲みやすい酒です。
そして、一緒の方のおススメが、「カツサンド」
分厚いカツで、これだけでお腹いっぱいになりそうなくらいです。
上質のカツを時間をかけて調理して下さっているので、もちろん美味しいです。
隠れ家的な名店とご縁を頂き感謝です。
ごちそうさまでした。
「酒肆 一村」
東京都江東区深川2-1-2 深川岡野ビル 2F
03-5875-9963