はじめに

従業員が働きやすい環境を提供する方策の一つとして、就業規則の完備があります。

しかし、自社で作成するには知識や経験がなく、また、作成時間を確保するのは大変なため、

社会保険労務士等の専門家に作成を依頼しようと考えますが、費用がかかってしまうのがネックです。

そこで、足立区では、

就業規則作成助成金

の制度を実施して、就業規則の作成・変更をしようとしている事業者のサポートをおこなっています。

就業規則作成助成金

概要

就業規則の作成・変更に要した社会保険労務士等への作成委託費用の一部を助成します。

助成対象となる事業者

1.中小企業基本法第２条に規定する一定の中小企業である。

2.足立区内に本社もしくは主たる事業所がある。（※足立労働基準監督署に就業規則を届け出ていることが必要です）

3.過去に就業規則作成助成金を受けていないこと。（申請は一事業所一回限り）

4.同一内容で他の機関の公的助成または認定を受けていない。

助成金額

助成対象経費の半額

※上限5万円(千円未満端数は切り捨て)

助成対象となる経費

就業規則の作成・変更に要した社会保険労務士等への作成委託費用

申請できる期間

該当就業規則の届出が足立労働基準監督署に受理されてから1年以内

注意点

1.労働協約・労働契約・服務規律の作成及び改定・変更に関する費用は対象外です。

2.申請は先着順で受付け、予算額に達し次第締切ります。

3.社会保険労務士等による代行申請は受け付けていません。 

その他

上述は、現時点での概要のご案内のため、必ず最新の詳細情報を足立区ホームページにてご確認ください。

まとめ

足立区では、就業規則の作成・変更に要した社会保険労務士等への作成委託費用の一部を助成する、

「就業規則作成助成金」制度を実施しています。

就労環境の整備・改善等を検討している事業者の方は、本助成金制度を活用してみてはいかがでしょうか。