来週からゴールデンウィークが始まります。
今回のカレンダーを見ると、令和4年の場合には、4月30日の月末が土曜、5月1日が日曜になります。
そのため、金融機関通常営業の最終平日は4月は28日木曜、5月の金融機関通常営業の初日は5月2日月曜です。
これにより、次のような事を確認する必要があります。
自動引き落としで月末に預金口座から出金となる場合:前倒しで4月28日引落となるのか、それとも、後倒しで5月2日引落となるのか。
毎月末の仕入先への支払にあたって、振込を前倒しで4月28日とするのか、それとも、後倒しで5月2日とするのか。
取引先からの売掛代金の預金口座への振込入金が前倒しで4月28日引落となるのか、それとも、後倒しで5月2日引落となるのか。
その他にも、いくつかのケースが想定されますが、前提として、資金繰りが正常に循環するようにしておく必要があります。
次のようなケースが発生してしまう事も想定しなければなりません。
売掛金の預金口座への振込入金が後倒しの5月2日となったが、自動引落が前倒しの4月28日で実行され、引落当日の口座残高が不足して、引落が実行されなかった。
そして、この自動引落の内容が借入金の返済やクレジットカードの引落であり、引落が実行されないとしたらどうなるでしょうか。
事業資金が不足するような事態が一日でも発生してしまうと、そのリカバリーをするのは大変です。
そのため、ゴールデンウィークの場合には、事前に、ゴールデンウイーク期間中の資金繰りが正常に循環するように、漏れなく、そして、
誤りのないように資金計画を立てるようにしましょう。