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佐藤充宏 江東区で税理士事務所・ファイナンスコンサルティング会社を経営しています。

労働保険の年度更新手続きである申告納付の時期になりました

労働保険の年度更新手続きである申告納付の時期になりました

毎年この時期になると、東京都労働局からの労働保険の年度更新に関する郵送物があります。

弊所においても、もちろん、きちんと毎年労働保険の申告納付をしているので、既に送付されてきていますので、今回は、申告納付義務者側として参考情報をご案内します。

令和2年度確定・令和3年度概算労働保険料・一般拠出金の申告納付関連資料が送付されます

A4版サイズの封筒に、色々な書類が同封されています。

申告内容を記載する申告書以外には、雇用保険や労災保険の料率表が下敷き形式になっているもの

労働保険年度更新申告書の書き方の冊子

電子申請の案内チラシ

その他にもいくつかの書類が同封されています。

労働保険の年度更新について

事業主は、次の年度更新手続きを行います。

・新年度の概算保険料を納付するための申告・納付

・前年度の保険料を精算するための確定保険料の申告・納付

そして、この対象となる期間が保険年度と呼ばれる毎年4月1日から3月31日迄の1年間になります。

その間に所定の労働者の方に支払われる賃金総額にその事業の種類毎に定められた保険料率を乗じて算定されます。

つまり、今年の年度更新の対象となる保険年度は、

新年度が令和3年4月1日から令和4年3月31日

前年度が令和2年4月1日から令和3年3月31日

となります。

労働保険の今年の申告納付期限は6月1日(火)から7月12日(月)です

保険年度の末日が3月31日だとすると、6月にならなくても書類作成が可能なので、申告納付をされる方がいらっしゃるかもしれませんが、

「5月中の受付は出来ません。」

と冊子に明記されているので、6月1日以降の手続きになります。

同封されている冊子に目を通しましょう

行政側としては、労働保険の申告納付をする事業者に対しては、色々な情報を効率的に周知する必要がありますので、申告納付書類以外にも何枚か同封されています。

しかし、事業者側では、どうしても日頃は繁忙のため、優先順位から、どうしても申告納付関連書類に目を通して、その他の書類は時間の空いた時に見たり、場合によっては、そのまま見ないで終わるという事も出てきてしまうかもしれませんが、その書類の中には、見ておいた方が良いものもあります。

例えば、便利な電子申請をする上でのGビズIDの案内や新型コロナウイルスの影響による労働保険料納付猶予等、申告納付前に見ておいた方が良いと思われるものもあります。

全てに目を通すのは難しくても、項目だけでも目を通すと、参考になる情報があるかもしれません。

まとめ

毎年この時期には、令和2年度確定・令和3年度概算労働保険料・一般拠出金の申告納付関連資料が送付されてきますので、申告納付期限内にきちんと年度更新手続きをしましょう。

また、同封資料には、参考となる情報が記載されている場合もありますので、そちらも合わせて確認しましょう。

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