はじめに

各自治体では、地域生活の安定や経済発展のために、様々な施策を実施していますが、

自治体内での消費促進と事業者の売り上げにつながるように、

プレミアム付き商品券の発行をしているところがあります。

また、弊所所在の江東区でもプレミアム率30%の商品券事業を実施しています。

江東区事業者の方むけ：令和6年度も30%プレミアム付商品券の発行事業が実施されます。取扱店登録を希望の場合は、早めに手続きをしましょう。

そして、港区でも、プレミアム率20%の「スマイル商品券」が、令和6年10月から発行されることになりました。

港区スマイル商品券

概要

港区内のスマイル商品券加盟店舗にて、一口10,000円で12,000円分の買い物ができます。

商品券の詳細

次の2種類の商品券が発行されます。

1.紙商品券

・1セット10,000円で12,000円を販売

※1)内訳：共通券 5,000円と限定券7,000円をセット販売します。

※2)1人あたり3セット(販売額面3万円)まで

・販売総額：4億円

・対象者：港区在住者

2.電子商品券

・1セット10,000円で12,000円を販売

※1)内訳：共通券 5,000円と限定券7,000円をセット販売します。

※2)1人あたり3セット(販売額面3万円)まで

・販売総額：6億円

・対象者：港区在住者、港区在勤者

申し込み期間

8月1日（木）10:00から8月22日（木）18:00まで

購入期間

10月1日（火）10:00から10月15日（火）23:59まで

利用期間

10月1日（火）10:00から令和7年1月31日（金）

スマイル商品券の加盟店について

1.加盟店になるとどうなるのか

例えば、スマイル商品券利用者が、1セット総額1万円で12,000円の買い物ができる商品券分を全額、加盟店で対象商品を購入すると、

加盟店側は12,000円の売り上げになります。

そして、・・・

↓

☆加盟店は、12,000円と1万円の差額2,000円を負担することはありません。

☆スマイル商品券利用者は、プレミアム率20%のお得な商品券を利用期間内に使うため、

    通常より購入意欲が増します。

☆加盟店は、スマイル商品券利用者に自店舗を知ってもらう機会にもなり、

   売上獲得や今後のリピーターとしての来店に繋がる可能性があります。

なお、スマイル商品券を有効活用する上では、次のように、やらなければならない事もあります。

＊加盟店申し込みをする。

加盟店になるには、申し込み期間内に所定の手続きにより申し込みをしなければなりません。

また、商品券の利用対象とならないものを把握し、責務・留意事項等を遵守する必要があります。

＊店舗オペレーションを事前に準備する。

スマイル商品券を取り扱うということは、通常取り扱っている売上代金の決済方法(現金・キャッシュレス等)とは異なります。

そのため、正確な売上代金や商品券代金の入金管理のため、店舗レジの設定変更はもちろん、店舗スタッフ内への周知と

想定される対応のシミュレーションを事前に行う必要があります。

このシミュレーションをしておかないと、スマイル商品券利用者の方が来店しても、会計がスムーズに行かない場合等があります。

そして、紙商品券と電子商品券の2種類を適切に分けて管理する必要もあります。

その他

上述は現時点での概要の案内のため、必ず最新の情報を港区ホームページでご確認ください。

まとめ

港区では、令和6年度にプレミアム率20%の「スマイル商品券」発行事業を実施します。

港区内事業者の方は、申し込み期間内に所定の手続きで登録をし、集客やリピーター獲得等に活用しましょう。