目次
はじめに
基本的に補助金や助成金は返済不要です。
金融機関からの借り入れの場合には、返済計画に従って借入金額元金や利息の支払いをしなければなりません。
そのため、補助金や助成金は、中小企業にとっては有効な資金調達の手段の一つです。
しかし、補助金や助成金の交付決定を受けたとしても、その後の審査等で実際に入金になるまでは、数ヶ月または1年以上要することがあります。
実際に入金になるまでの間はその分の事業資金が手元にない事となりますが、入金になるまでの資金需要を
サポートするため、東京都では、
の制度を実施しています。
補助金・助成金つなぎ融資
対象となる事業者
以下の(1)から(5)に該当する補助金・助成金等の交付決定を受けた事業を行う中小企業者又は組合
(1) 東京都が所管するもの
(2) 東京都内の区市町村が所管するもの
(3) 国及び独立行政法人・国立研究開発法人が所管するもの
(4) 都の関係団体(都の政策連携団体・都の事業協力団体・都が設立した地方独立行政法人)が所管するもの
(5) 上記(1)から(3)の機関が他の団体に委託・補助して行うもの
資金使途
運転資金・設備資金
融資限度額
1億円(組合は2億円)
※補助金・助成金交付決定額の未交付金額の3分の2以内です。
融資期間
10年以内
※補助金・助成金の交付決定から助成対象期間終了日の属する月の6か月後の月末までの期間です。
融資利率
1.責任共有制度の対象となる場合
固定1.7%以内~2.2%以内又は変動
2.責任共有制度対象外となる場合
固定1.5%以内~2.0%以内又は変動
保証人
必要となる場合があります。
物的担保
新規の保証を含めた保証の合計額が8千万円超の場合は、
原則として必要です。
その他
上述は、現時点での概要のご案内のため、必ず最新の情報を東京都ホームページ等でご確認ください
まとめ
東京都では補助金・助成金を受けてつなぎ資金を調達したい事業者向けに、「補助金・助成金つなぎ融資」の制度を実施しています。
事業活動を円滑に進める上で、事業資金の調達タイミングを適切に行う必要があるので、
ご興味のある方は、東京都ホームページをご確認ください。