中小企業退職金共済掛金

中小企業のための国の退職金制度として設けられた

いわゆる

中小企業退職金共済事業

については、

事業主が中退共と退職金共済契約を締結して毎月の掛金を金融機関に納付し、

従業員の退職時に、その従業員に対して中退共から退職金が直接支払われます。

この制度の利用者は多く、そして、制度利用者をより多く増やすために自治体でも補助金の制度を設け、

我孫子市でも実施しています。

中小企業退職金共済掛金補助金

概要

我孫子では、市内の中小企業従業員の福祉の向上と中小企業の雇用の促進と安定を図るために、

退職金共済契約に基づき掛金を納付している中小企業者に対して補助を実施しています。

補助金額と限度額

補助金額：補助対象額の100分の20

限度額：12,000円

※1人につき1回限りです。

対象となる事業者

・市内に事業所があり、1年以上同一事業を営んでいる

・中小企業退職金共済制度、又は特定退職金共済制度に掛金を納付している中小企業者

対象となる被共済者

対象年度の前々年度2月1日以後契約し、

前年度の1月分から対象年度の12月分までの掛金の納付月数が12か月分ある被共済者

（ただし、病気または育児により休職している被共済者は、掛金の納付月数が12か月分に満たない場合でも対象となります。）

その他

要件や手続きの詳細等については我孫子市ホームページにてご確認の上、不明点等は担当課へお問い合わせください。

まとめ

我孫子では、中小企業退職金共済制度又は特定退職金共済制度にて掛金を納付している中小企業者が

一定要件に該当する場合には、掛金の一部を補助する中小企業退職金共済掛金補助金を実施していますので

ご興味のある方はぜひご確認ください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
事業資金の確保は、安定した経営と、事業の成長・発展のために不可欠です。

こちらの拙著「賢い事業資金の集め方・使い方・貯め方」では、事業資金の管理や税金に関する内容を分かりやすく執筆していますので、

是非ご覧下さい。

↓