目次
はじめに
毎月の振込業務にはいくつもの種類があります。
そのうち、
総合振込
給与振込
という名称のものがあります。
普段は決められた業務の流れに沿って機械的にこれらの振込手続きをしますが、振り込みの内容は大きく異なります。
総合振込
内容
通常の振り込みは一件ずつ振り込みを行いますが、総合振込は一括して複数または大量の振込を金融機関に依頼する手続きです。
留意点
1.総合振込を利用する場合は、通常は前営業日までに振込データを登録しておくことが必要です。
つまり、予約扱いの振込に利用されるもので、当日扱いの総合振込は通常できません。
2.通常個別の銀行振込と振込料は同額です。
給与振込
内容
毎月の給与や賞与等を預金口座から、従業員の預金口座に振り込みする手続きです。
そして、振込を一括して複数または大量で実行できる事も総合振込と類似しており、
給与振込が集中する日のための仕組みとして活用されています。
留意点
1.通常、給与振込の明細登録する期限が、総合振込に比べて早めに設定されています。
通常は、給与振込の場合は、振込日である給料日の3営業日前までの登録となります。
2.1件あたりの給与振込に係る手数料が、総合振込に比べて低く設定されています。
その他
総合振込と給与振込について、振込内容を登録できる締め切り日や時間等・振込手続き等については、
金融機関毎に決められているので、詳細は必ず個別の金融機関毎に確認をしましょう。
まとめ
総合振込は、一括して複数または大量の振込を金融機関に依頼する手続きであり、
給与振込は、毎月の給与や賞与等を預金口座から、従業員の各預金口座に一括で実行する振込手続きです。
各々の振込にあたっては、振込内容を登録できる締め切り日や時間・手続き等については、
金融機関毎に決められているので、詳細は必ず個別の金融機関毎に確認をしましょう。
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