令和4年も年越しの日を迎えることとなりました。
今年一年を今日振り返っている人も多いと思います。
事業をしていると、増収増益というものが当たり前のように継続するということはありません。
数年前には新型コロナウイルス感染症が始まり、社会経済環境に大打撃を与え、事業存続が危ぶまれるケースも実際にあります。
しかし、現在も新型コロナウィルス感染症の影響は残り、
ウィズコロナ
のもとで事業を進めなければなりません。
そのような中で、今までと同じビジネスが成立する保証は全くありません。
時代や環境変化を理由にいつまでも事業形態を昔のままで変えずに進めているだけでは、売上が確保する事は難しいです。
変えるべき所は勇気を持って変え、ブレずに持つべき芯は揺らがずに前進する必要があります。
時流や環境に応じたビジネスは今でも既に数えきれないほど創り出され、そのうちの一つが、先日通りが通りがかった飲食店でも見つけることができました。
炭火焼ホルモンナカジ
江東区南砂にある炭火焼店で、界隈でも有名店です。
多くの人がイメージするのは店内で提供された食材を自分たちで焼いて頂く場合やすでに調理された料理をいただくということです。
しかし、炭火焼ホルモンナカジでは、惣菜を自動販売機で提供しています。
どのようなものが販売されているのかを見てみると、
もつ煮込み、タンシチュー等があります。
商品と内容量から考えると、金額は、店内で頂くよりは、リーズナブルに設定されているようです。
最近では、物価の高騰などにより、飲食店で食事をするのを控えるといった声も聞きます。
こうして、店内でいただける美味しいメニューと同じものをリーズナブルに自宅でも頂けるのであれば、消費者のニーズを満たす事が出来ます。
また、店舗側も新たなニーズの掘り起こしと売上獲得につながります。
こうした自動販売機での商品販売は他の業態でもありますが、店内で提供するのと同じ品質を保つまでの企業努力は大変です。
それを実現させるかさせないかが、事業の成長の分かれ道となります。
まとめ
今まで成功していた事業が今後も成功する保証はありません。
時流や環境を見極め、変えるべき所は勇気を持って変え、ブレずに持つべき芯は揺らがずに前進する必要があります。
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