QRコードには、所定の情報を取り込むことができ、現在では、決済サービスにも活用されています。
ところで、決済サービスで QR コードを活用するといっても、決済サービス会社毎に使い分けすることが求められる場合があります。
QR コードの提示をする事業者の場合には、決済サービスに応じて提示する QR コードを分けるのはそれだけで手間がかかるのです。
そこで総務省では全国で 「JPQR」の普及を推進をしています。
「JPQR」とは
一般社団法人キャッシュレス推進協議会により策定された QR コード決済の統一規格です。
この「JPQR」を用いることにより1枚の QR コードで複数の会社の決済に対応することができます。
「JPQR」のメリット
1. 複数の国内決済サービス会社と一度の申し込みで同時契約が可能です。
2. 店舗にする QR コードはひとつにまとめられるので、従業員による管理や決済が簡単スピーディーになります。
3. 読み取り端末は不要です。
(「JPQR」の決済の入金確認等にはスマートフォンやパソコン等のインターネット環境が必要です)
4. マイナポイントや各種キャンペーン等の活用で集客力のアップを図ることも可能です。
まとめ
「JPQR」は、QRコード決済の統一規格で、複数社の決済QRコードを1枚のQRコードにまとめて、1枚のQRコード(JPQR)で複数社の決済に対応します。
店舗での決済スピードや従業員の方による管理も効率的になるので、ご興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。