マイナンバーカードには、色々な機能が付与されており、そして、極めて秘匿性の高い個人情報が含まれていますので、
利用の際には暗証番号が必要な場合があり、そして、その暗証番号は複数あります。
そこで、今回は、どのような暗証番号の種類があるのかをご紹介します。
目次
署名用電子証明書暗証番号
インターネットで電子文書を送信する際などに、署名用電子証明書を用いて、文書が改ざんされていないかどうか等を確認する際に用いられるものです。
例えば、e-tax や eLTAXといった税金の各種手続きに用いるもの以外にも使用される暗証番号になります。
暗証番号の条件は次の通りです。
・英数字6文字以上16文字以下
・英字は大文字の A から Z まで、数字は0から9まで利用ができ、いずれも、英数字一つ以上が必要です
利用者証明用電子証明書暗証番号
インターネットを閲覧する際などに利用者証明用電子証明書を用いて利用者本人であることのみを証明する際に用いるものです。
例えばマイナポータルのログインなど本人であることの認証手段として利用されます。
暗証番号の条件は次の通りです
数字4桁
住民基本台帳用暗証番号
市区町村の窓口で住所や氏名の変更等をする際に使用します。
暗証番号の条件は次の通りです。
数字4桁
券面事項入力補助用暗証番号
マイナンバーカードに記載されている4情報(氏名・住所・生年月日・性別)を読み取る際に使用します。
例えば、新型コロナウイルスのワクチン接種証明書をアプリを利用する際やマイナポータルで各種申請をする時等に必要となります。
暗証番号の条件は次の通りです。
数字4桁
その他
利用者電子証明用電子証明書暗証番号・住民基本台帳用暗証番号・券面事項入力補助用暗証番号の三つは同じ暗証番号を設定することもできます。
まとめ
マイナンバーカードで設定される暗証番号には4種類あります。
利用目的毎に暗証番号を使い分ける必要がありますので、誤りのないように、そして、紛失や漏洩のないように適切に管理しましょう。