確定申告会場に入場するには入場整理券が必要な事は昨日お知らせしましたが、それでは、実際に確定申告会場には何を持って行ったらいいのでしょうか。
もちろん、その方の収入や支出その他の控除等の申告内容によっては、源泉徴収票や控除証明書所得の内訳の分かる書類、医療費や寄附金に関する書類等の
お持ちいただく物は異なりますが、入場者全員が基本的にお持ち頂くものを今回はご案内します。
目次
個人番号確認書類・身元確認書類
マイナンバーカード
マイナンバーカードは番号確認書類そして身元確認書類として必要になります。
そのため、マイナンバーカードをお持ちの方は、マイナンバーカードをお持ちください。
※写しによる確認の場合には、その表面及び裏面の写しが必要になります
また、マイナンバーカードをお持ちでない場合には次のような取り扱いになります
番号確認書類:通知カード、マイナンバーの記載のある住民票の写しなどのうちのひとつ
身元確認書類:運転免許証、公的医療保険の被保険者証、パスポートなどのうちの一つ
なお扶養者や事業専従者がいる場合には、その者のマイナンバーが分かるものも必要です
利用者識別番号の記載された書類
以前に確定申告会場で電子申告をした場合には、利用者識別番号を取得した際に交付された利用者識別番号等の通知
※暗証番号も記載されたものです。
利用者識別番号等の通知がない場合には、税務署からハガキなどで送付された利用者識別番号が分かる書類。
昨年以前分の確定申告書類の控え
確定申告会場の担当者は、昨年以前にどのような確定申告内容をしているのかを確認しながら、その年の確定申告に関するアドバイスを致します
そのため昨年分はもちろんですが、一昨年以前の可能な分をお持ち下さい。
また、その際には、確定申告書類の控えだけではなく、その作成時に用いた源泉徴収票や医療費に関する書類・保険料の控除に関する書類等を、
一式お持ちいただいた方がよりスムーズになります。
印章
印章をお持ち下さい。
還付申告を受ける方
申告をする方の名義の金融機関口座を確認するため、通帳などの金融機関及び支店名・預金種類・口座番号名義人等が記載されたものをお持ち下さい。
その他
繰り返しになりますが、上述以外にも、その方の収入や支出その他の控除等の内容によって基本的にお持ちいただく物が違う場合があるので、事前に確認しましょう。
そして、確定申告会場に入場したとしても、確定申告の内容によっては、その場での相談が受けられない場合もあるので、気になる点や不明点などがありましたら、
事前に所轄の税務署に問い合わせをして、相談を受けてもらえるのかそして当日に具体的に必要な書類が何かを確認しましょう。
LINE の事前入場整理券取得申し込み完了画面の提示
必要な書類を一式用意して確定申告会場に入場する際には、入場整理券を事前に LINE で取得している場合には、
その LINE の申し込み完了画面を入場時に提示できるようにしてください。
まとめ
確定申告会場へお持ち頂くものは、その方の収入や支出その他の控除等の申告内容によって異なりますが、上述のように、
基本的に入場者全員に必要な書類がありますので、忘れないように事前に準備をしておきましょう。