消費税のいわゆるインボイス制度においては、売り手側は、自社が適格請求書発行事業者としてどのような情報を後悔しているのか、買手側としては、
売り手側の適格請求書発行事業者としてのどのような情報が公開されているのかを確認したいと考えますが、今回は、このような情報の公開内容についてご案内します。
目次
適格請求書発行事業者公表サイト
国税庁ホームページに、令和3年10月運用開始予定で、「適格請求書発行事業者公表サイト」が開設されます。
そして、このサイトでは次の情報が公開されます。
公開内容
適格請求書発行事業者の
・氏名や名称
・登録年月日 等
例えば、適格請求書の交付を受けた会社が、サイト上でその請求書に記載された登録番号をキーにして検索をすると、これらの情報を確認する事が出来ます。
そして、検索をした結果、公開情報と相違する場合には、売り手側に確認する事になります。
機能
現時点では次の機能をサイト上では備える予定です。
・登録番号をキーにした検索
・システム間連携のためのWEB―API機能や公表情報に係るデータのダウンロード
まとめ
消費税のいわゆるインボイス制度において、適格請求書発行事業者の情報は、適格請求書発行事業者公表サイトで令和3年10月予定で公開される事になっています。
適格請求書発行事業者の登録内容の確認だけでなく、公表情報に係るデータのダウンロード機能等も備えているとの事ですので、自社にとって適格請求書発行事業者公表サイトの活用方法のルールを決めておきましょう。