幼少期から成人期を迎え、そして、社会に出て色々な経験をしてくると、
空気を読む
というのをより意識するようになります。
今、この場でこんなことを話して良いのか。
皆と違う行動を取って良いのか。
パーティーや懇親会で先に帰ってしまったら怒られるんじゃないか。
上司はこう言っているけど、自分が違う意見をしてはいけないのではないか。
その場がスムーズに、そして、良好な雰囲気で進むようにふるまうのがマナーだと思ってしまう事があるかもしれませんが、はたしてそれが自分にとって、周囲にとって適切な行動なのでしょうか。
あえて空気を読まない
その場で言わないと伝わらない事があります。
自分がやりたくない事を続けていても、ストレスが溜まり、成長の妨げになります。
そして、何より、人生が楽しくありません。
もちろん、誰でもやってはいけない事をしてはいけない事は理解しています。
法律を遵守し、相手を傷つけてはいけないというルールを踏まえなければなりません。
しかし、仕事や私生活で空気を読みすぎると、様々な出来事が発生します。
その場の空気に合った人達が集まる。
周囲の人を尊重し、空気を読む人というように自分が周囲から見られる。
どれも悪い事ではありませんが、自分がやりたい事に合っているのかというと、どうでしょうか。
空気を読まないで行動すると、次のような事が起こります。
・その場の雰囲気が変わる。
・予期せぬ言動に対して驚きや不快に思う人が出てくる場合がある。
そのため、空気を読まない行動を取るのは躊躇したり、ためらう事もあります。
しかし、空気を読まないからこそ、プラスの面が起こります。
例えば、仕事であれば、
・業務の効率化に繋がった。
・上司の様子をうかがってばかりだったのが、他の部下も積極的に意見を言うようになった。
周囲に同調していれば、否定的な事を言われる事もなく、波風の立たない時間を過ごす事ができるかもしれません。
しかし、空気を読まない事によって、ストレスを溜めずに済んだり、物事が前進する事もたくさんあります。
まとめ
場の空気を読む必要はありますが、その空気を全て読む必要はありません。
空気を読まない行動をする事によるメリットも多くあるので、適切な「空気を読まない行動」をしてみてはいかがでしょうか。