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時間はかけがえのない資産です
仕事をする事により、価値を創出します。
経営、営業、企画、開発、総務、経理等。
その業務を担当している人が成果を出す事により価値が生み出されます。
営業であれば、新規契約を獲得し、売上増に貢献する事、経理であれば、経営判断に必要な試算表を作成する事。
多くの人が与えられた役割を全うして価値を生み出し続けて仕事が成立します。
そして、その価値を生み出すには、自らが得た経験や実績をフル活用しますが、その際に価値を生み出すにしても、限られた
時間
の中で成果を出さなければなりません。
時間というのは、24時間しかありません。
この24時間のうち、仕事に注ぎ込む事が出来る時間をどれだけ最大限に活用できるのかが成否のポイントです。
移動時間の過ごし方はもちろんですが、移動時間を短縮する事が業務効率のポイントです
仕事をするのであれば、デスクワークや打合せの時間、製造工程でのライン稼働時間といったものが、成果に繋がるものとして目に見えやすいですが、移動時間というのは、成果に繋がっているのでしょうか。
移動中の電車内でその後の仕事のスケジューリングをしたり、業務の周辺知識を補うために勉強するというのはもちろん有効ですが、実際に歩いている時間などは、そういったわけにはいきません。
いわゆる
稼働していない時間
がどうしても発生します。
歩きながら頭の中でシミュレーションをするという事も出来ますが、移動時間を100%稼働時間にするにはハードルが高くなります。
すると、どのように移動時間を短縮するのかを考える必要があります。
そこで、移動時間を短縮、そして、効率的に活用するには、どのような方法があるのでしょうか。
目的地までの交通経路や交通機関の乗車時間や降車時間を確認する
今ではほとんどの人が使っていると思いますが、インターネットやアプリを使って、目的地までの交通経路の検索や乗るべき電車の到着時間をチェックして、最短で目的地に到着できるようにしています。
これにより、電車の待ち時間を短くしたり、乗り換えミスをなくしたりできますので、便利な機能です。
外出先でマルチタスクを出来るのかを考える
例えば、新宿で営業の挨拶があるため、会社のある日本橋から電車で移動したとします。
通常、担当者であるAさんは、営業先で挨拶をした後に会社に戻る際には、社内の内勤の人むけに茶菓子を買って帰るようにしています。
そこで、同じ美味しい茶菓子を売っているのが渋谷駅と新宿駅にそれぞれあるとしたらどうでしょうか。
Aさんは新宿駅でそれを買うはずです。
新宿で営業の挨拶があるのであれば、
営業先に近い新宿駅で買い物をすれば、買い物をするための移動時間が短縮できる。
(渋谷駅に行くのであれば、電車等で移動しなければならない)
新宿駅で買い物をした後に会社に戻って、茶菓子を社内の人に渡せば、
新宿駅から渋谷駅への移動時間を省略できる。
という事になります。
これは一例ですが、もちろん、新宿で他の営業先に挨拶する事もあれば、会社に帰る手前の駅近くにあるグループ会社に行って打合せをする事が出来るかもしれません。
外出して帰社するまでの時間にどのようなタスクをクリアするのかを考える事により、何回も往復せず、また、省略できる移動もあります。
外出先の状況にもよりますが、マルチタスクが可能であれば、稼働効率を上げる事は出来ます。
まとめ
業務上、どうしても発生してしまう外出があります。
そして、その時には移動時間が発生してしまいますが、この移動時間を効率的に活用するには、外出先でのマルチタスクを考えると良いです。
移動時間を短縮すれば、疲労も抑えられ、そして、効率的に活用できれば、生産性が向上してより成果を上げられる部分があります。
一度、外出する時期や目的、そして、外出時の生産性をどうすれば高められるのかを考えてみてはいかがでしょうか。