集中できる時間帯を上手に活用する
朝起きてから、夜眠るまでの間に色々な事をして過ごします。
仕事をしている時
食事をしている時
会話をしている時
書類や雑誌を読んでいる時
カラダを動かしている時
何をするにしても、自分自身のコンディションに合った過ごし方をします。
リフレッシュしたいのであれば、プールで泳いだり、ランニングをしたり。
頑張った自分へのご褒美として、美味しい料理を食べに行ったり。
疲れがたまっている時は、早めに就寝したり。
無意識のうちに自分がしたい事をしている時があります。
ところで、会社で仕事をしている時は、
仕事をする
という事を目的に時間を投入しているため、その仕事を有意義に、そして、効率的に進める事が最大限の成果を導き出す事になります。
それには、先述した、自分のコンディションに応じた仕事をするのがおすすめです。
集中力を要する仕事
自分がやならなければならない仕事の中には、
絶対に間違えてはいけない業務
スピードを要する業務
納期に応じた業務
関係者とのコミュニケーションが求められる業務
仕事といっても、やるべきタスクは多岐にわたります。
その中で優先順位や緊急性を考慮してその日の業務を組み立てますが、そこで、ただ単に組み立てても、成果が上がらない場合があります。
それが、その時の自分のコンディションに見合った業務をするという事です。
その人の生活サイクルによりますが、集中力が持続する時間帯とそうでない時間帯、活気がある時間帯と比較的静かな時間帯といったように、一日の中で「波」があります。
例えば、朝出社すると、午前中は精力的に仕事をこなしていますが、ランチを食べた午後になると、少し眠気が出てきて、中だるみのように、仕事のペースは緩やかになり、夕方頃になると、またスイッチが切り替わって、集中力が増す方がいます。
こうした人が、大切な契約書類を作成する時間帯をランチを食べた後に設定していたらどうでしょうか。
なかなか集中力も上がらず、パソコンの入力ミスもあったりすると、契約書の作成が完了するのが、午前中に作成していた場合と比較すると、大幅に時間を要している事があります。
このような成果が上がらない要因の一つが、
自分のコンディションに合った仕事をしていない
という事です。
もちろん、上司の指示や顧客からの依頼により、自分の能力が発揮できる時間帯に応じて業務をしたくても出来ない事もあります。
しかし、成果が上がる時間帯で作業をすれば良いのであれば、多少は自分でスケジュールを調整出来る事もあります。
そのような時には、その日の各々の時間帯でやるべき事を組み替えて、効率良く差配する事が大切です。
まとめ
仕事をすると、集中力が続く時間帯とそうでない時間帯があります。
そして、集中力を要する業務もあれば、周囲とのコミュニケーション等の集中力以外のものが求められる業務もあります。
自分のコンディションに応じて適切な業務をする事により、正確性やスピードがアップします。
そして、集中している時間帯は、一日の中でも限られますので、その時間を有意義に使って、自分自身、そして、会社の成長に繋げるようにしましょう。