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何が最適なのか
仕事をしていると、ふと疑問に思う事があると思います。
今のやり方が適切なのか。
この仕事はやらなくても良いのではないか。
自分がしている仕事に自信を持っているとしても、さらに進歩・向上するためには、疑問を持つという事は大切です。
そして、
何が最適なのか。
という事を追求する事が次への一歩に繋がります。
前例踏襲主義のプラス面とマイナス面
今している仕事は、どのように成立しているのでしょうか。
ルーチン業務であれば、マニュアルに則って作業をしたり、スポット業務であれば、今までの経験や実績に則って作業します。
特に何もなければ、今までと同じやり方を踏襲してやれば良いので、
・どのくらいの業務量・コストなのか計算できる
・同じやり方をしていれば良いので、新しい事をする事による負荷がかからない
同じやり方をしているという事は、そのやり方を決めた理由があるわけです。
そのため、そのやり方を変える必要がなければ、そのやり方で進めれば良いのです。
しかし、気付かないうちに、そのやり方がベストではない事があります。
特に、今の時代は、技術やノウハウが進歩して、より良い手法が生み出されたり、改善されています。
その手法を採用すれば、時間やコストが長期的に見ると削減する事が出来るという事も多いです。
そのような時に、前例踏襲主義を取っていると、その波に乗る事が出来ません。
すると、競合他社に先手を取られたり、顧客を失う事にもなりかねません。
そのため、新たな手法を取り入れようとすると、こんな声が聞こえてくることがあります。
「今までこのやり方でやってきたから」
という理由で、新たな手法を取り入れない意見が出てきます。
「チャレンジ」する事による負荷をあえてかけましょう
前例踏襲にはもちろん見習うべき点もあります。
今までの経験や実績に従ったやり方であるからこそ、合理的な理由があり、業務の効率化が図られていた事もあります。
しかし、先月はベストな方法でも、今月はベストではないかもしれません。
そこで、ベストな方法を採用するには、新たな事に
チャレンジ
する必要があります。
前例踏襲は、心地が良い部分もあります。
もちろん、継続する事の大変さ・大切さはありますが、今までのやり方をしていれば良いので、ストレスも少なく、そのやり方を出来るだけのスキルがあれば対応できましたが、新しい事をするのであれば、そうはいきません。
しかし、チャレンジする事が必要な場面は必ずあります。
そして、チャレンジする際には、改善する事や創出する事をリストアップして、新たな業務フローに落とし込むのです。
そのため、会社が求める新たな業務をするに対応できるスキルや精神面も要求されます。
ストレスやプレッシャーを感じる事も多いですが、これを乗り越えないと、事業として成立しない事もあるのです。
しかし、このチャレンジをする事により、自分自身が成長するだけでなく、組織として、そして、会社として成長する事に繋がるのです。
まとめ
前例踏襲には素晴らしい面もありますが、その中で変えなければならない事もあります。
新しい事にチャレンジする事は、ストレスやプレッシャーはかかりますが、成長するためには必要なプロセスです。
変えないところは変えず、そして、変えるべきところは勇気と決断力を持って変えていきましょう。