今年ももうすぐ終わり、新たな一年を迎える事となります。
新年には目標を新たに設定して、1年後にはその目標を達成している姿を目に浮かべますが、実際には、達成が出来ないものもあります。
なぜ達成できないのかを分析すると、やるべき事をやっていないのが要因として挙げられます。
そして、更に突き詰めると、やるべき事を継続してやっていないのが殆どです。
誰でも、やりたくなくてやらないわけではでありません。
続けようと思っても、
「今日は忙しいから明日にまとめてやろう」
「疲れているから、週末に時間をとって挽回しよう」
目の前の多くの壁に突き当たります。
そのため、気が付くと、年の終わりには、目標達成が出来ない状況になっています。
「あの時にちゃんとやっておけば良かった」
「手を抜かなければ良かった」
後から振り返ってみても、過去を変える事はできません。
すると、自分自身に後悔の思いが生まれ、次の年の目標達成にマイナスのイメージが付いてしまう場合があります。
そうならないようにするには、つまり、1年間継続するにはどのようにしたら良いのでしょうか。
そこで、1年間無意識に続けている事をピックアップして、その事がなぜ継続できたのかを考えて、同じように取り組めるのかを考えてみてはいかがでしょうか。
1年間続けられた例としては、
睡眠
食事
仕事・通勤
家族と過ごす
など、続けられたというよりは、日常生活の導線として欠かせなく、無意識に行動しているものです。
そこで、この日常生活の導線の中にやるべき仕組みを取り入れてはいかがでしょうか。
例えば、読書を毎日続けたいのであれば、日常生活の中で、いつ、どこで、どのように出来るのかを考えてみましょう。
通勤電車の中で読書をするのであれば、席に座れずに立ったまま読書をしなければならない場合もあります。
そのため、本を持てるように、手提げ鞄やバッグでなく、肩提げ鞄やリュックのようなもので両手をなるべく空けられるようにして読書の出来る様な環境にするのです。
(もちろん、混雑時等で鞄やリュックが他の乗客の方の迷惑にならないように持つ必要はあります)
ちょっとした仕組みの作り方で、継続できる可能性をあげる事が出来ます。
その他にも、継続するための意識づけも必要ですが、出来る事が始めるのであれば、仕組みを作る方がハードルが低い場合があります。
新たな年の目標設定をするにあたり、その方策としての仕組み作りも合わせてされてみてはいかがでしょうか。