11月になり今年もあと2ヶ月となりました。
この時期になると、年末年始に関する業務も一部では始まり、年越しを考えるようになりますが、業務についても気持ちよく年越しを迎えたいものです。
そこで、毎年やっておきたい、年末年始の金融機関や官公署に対しての業務スケジュール事前確認についてご案内します。
年末年始の金融機関営業日と入出金可能日
今では多くのインターネット銀行が登場し、またインターネットバンキング等を活用しての預金口座からの入出金をする機会が増え、
利便性が増していますが金融機関によっては
年内最終営業日
年明け初日営業日
が異なる場合があります。
なお、窓口がある多くの金融機関では、令和4年の
年内最終営業日は12月30日金曜日
年明け初日営業日は令和5年1月4日水曜
の予定です。
金融機関への年内挨拶を考えてる場合は、この期間内にするのはもちろんですが、
年内に融資等で資金調達を考えている会社は、年内最終営業日や自社口座着金日から逆算して、
滞りなく年内に融資実行が行われるようにスケジュールを組まなければなりません。
また、年内に最終送金や振り込みをする場合には、金融機関によって最終日時間帯が異なる場合があります。
そして、相手口座にいつ着金になるのかも想定する必要があります。
そのため、送金・振り込みをする金融機関の出金可能時間帯と振込先金融機関年末年始着金時間帯等を合わせて調べる必要があります。
官公署の年末年始開庁日
一部の業務を除いてほとんどは、毎年決められた日程で年末年始の休みがあります。
令和4年の年内最終日は12月28日水曜
年明けの初日開庁日は令和5年1月4日水曜
となります。
特に年末は窓口での手続き業務等が混雑になる場合があり、年内に手続きを完了したい場合には、早めに行うことをお勧めします。
また、税務に関する手続き等は、年末年始等の申告手続き等がどのような取り扱いになるのかは、必ず個別に法令等を遵守して手続きを行うようにしましょう。
まとめ
年末年始の業務スケジュールにあたり、次の点につきおさえておく必要があります。
1.対金融機関
・ 多くの金融機関窓口では、令和4年の年内最終営業日は12月30日金曜日、年明け初日営業日は令和5年1月4日水曜。
・ 年内に融資等で資金調達を考えている会社は、年内最終営業日や自社口座着金日から逆算して、滞りなく年内に融資実行が行われるようにスケジュールを組む。
・ 年内に最終送金や振り込みをする場合には、金融機関によって最終日時間帯が異なる場合があるため、年末年始に送金・振り込みをする金融機関の
出金可能時間帯と振込先金融機関の年末年始着金時間帯等を合わせて調べる。
2.対官公署
・ 一部業務を除き、令和4年の年内最終日は12月28日水曜、年明けの初日開庁日は令和5年1月4日水曜。
・ 年末は窓口での手続きが混雑になる場合等があるため、年内に手続きを完了したい場合には、早めに行う。
・ 税務に関する手続き等は、年末年始等の申告手続き等がどのような取り扱いになるのかは、必ず個別に法令等を遵守して手続きを行う。
年末年始の業務スケジュール策定にあたり、年末年始の資金繰りも合わせて確認する必要があります。
こちらの拙著「賢い事業資金の集め方・使い方・貯め方」では、事業資金の管理に関するご案内を分かりやすく執筆していますので、
是非ご覧下さい。
↓