経営をしていると、リスクと言われるものがたくさんあります。
市場環境の急激な変化。
取引先の方針転換。
災害。
従業員の退職。
経営データの流出。
資金ショート。
事業を成長・拡大させるためには、リスクを取って、リターンに結びつける戦略が必要不可欠ですが、これらのリスク以外に経営者が常日頃から心掛けなければならないリスクがあります。
それが、
「健康」
です。
もし、経営者が病気になったり、ケガをしたらどうなるでしょうか。
従業員は不安になります。
経営方針の重大な意思決定をしなければならない経営者が不在となるため、事業活動が大きく停滞します。
取引先が取引の存続を不安視するかもしれません。
事業資金を融資している金融機関が、今後も融資代金を回収できるのか憂慮するかもしれません。
もちろん、経営者が不在となる事を想定して経営がうまく廻るように采配している事はありますが、経営者の健康トラブルは、会社にとって一大事となります。
このように、経営者の健康管理は、経営者自身だけでなく、会社・家族等にとっても大切な事です。
そのため、日頃から健康管理をする必要があります。
睡眠不足。
肉体疲労。
精神的なストレス。
不摂生な食生活。
どの経営者もストレスも向き合っていますが、そのストレスを軽減又はなくすためには、体調を崩すこれらの要因を一つ一つクリアしなければなりません。
クリアする方法は色々ありますが、経営者に合った方法を見つけて、実践しなければなりません。
一日6~8時間は睡眠を取る。
ストレッチやマッサージをしてもらって、疲れを翌日に残さない。
ストレスが溜まらない業務体制にしたり、リラックスする時間を創る。
栄養のバランスを考え、決まった時間帯で食事をする。
少しずつの積み重ねが健康なカラダを作ります。
私も心掛けなければなりませんが、夏休みに入る経営者の方も多いと思いますので、この時期に健康管理について考えてみてはいかがでしょうか。