昨日のブログでは納税証明書の電子的な申請や受け取りが出来る事をお話ししましたが、
今後はスマホやタブレット端末でも国税電子納税証明書を請求し受け取ることができますので、今回は国税庁ホームページに掲載されている内容を抜粋してご紹介します。
目次
スマホやタブレットでの国税電子納税証明書の申請・受取の仕組み
従来は、e-Taxソフト(WEB版)を用いての電子納税証明書(PDF形式及びXML形式)の交付及び納税証明書の郵送による書面交付ができました。
それが、令和4年9月20日からは、e-Taxソフト(SP版)から申請ができるようになるというものです。
操作方法のイメージはスマホやタブレット端末からe-Taxソフト(SP版)にログイン
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納税証明書の交付請求書(電子交付用)又は納税証明書の交付請求(書面交付用)を選択
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必要事項を入力、マイナンバーカードを読み込んで電子証明書を付与して送信
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電子納税証明書の交付及び納税証明書の郵送による書面交付の申請
※メッセージボックスに手数料の案内ば格納されるので、インターネットバンキングで手数料を納付後の納税証明書データをダウンロードできます。
スマホやタブレットでの国税電子納税証明書の申請・受取のメリット
1.税務署窓口に行く必要がありません。
2.請求から受け取りまで非対面で出来ます。
3.納税証明書も請求手数料額が書面交付より安いです。
書面請求:1税目1年度1枚あたり 400円
スマホやタブレットによる国税電子納税証明書請求:1税目1年度1枚あたり 370円
4.期限内であれば、次のように活用することができます。
・書面で何枚でも印刷できます。
・ダウンロードした電子データは何回でも使用できます。
その他
e-Taxソフト(SP版)を利用した納税証明書の交付請求には、申請者本人(法人の場合は代表者本人)のマイナンバーカードが必要です。
スマホでの電子納税証明書(PDF)の請求の場合は、代理人はお持ちのパソコンから請求することになります。
まとめ
令和4年9月20日から、スマホやタブレット端末で国税電子納税証明書(PDF形式及びXML形式)の交付及び納税証明書の郵送による書面交付を
e-Taxソフト(SP版)から申請ができます。
わざわざ税務署に行かなくてすみ、手数料が書面交付より安い等のメリットがあるので、ぜひご活用を検討してみてはいかがでしょうか。