江東区深川界隈は、昔は割烹・料亭が建ち並んでいて、多くの食通をうならせるお店がたくさんありました。
今は当時とは異なり、そのようなお店は少なくなりましたが、江東区でも有数の繁華街という事は変わらないので、飲食店が今でも多くあり、激戦区として、店の入れ替わりが早いほどです。
そんな中で、舌の肥えたお客さんに昔から支持されているお店があります。
「富水」
「富岡水産」としても知られ、魚介類の小売りも隣接店でしています。
こちらは、かなり以前から営業していて、ランチもやっています。
昼時は訪問した事がありませんが、近隣の住民や会社員の方でが利用しているようです。
そして、もちろん、夜は酒を飲みながら美味しい魚介料理を堪能している方で満席となります。
今回は、毎年楽しみにしていた新子を頂こうと思って来店しましたが、あいにく、品切れとのことでした。
こちらの新子は状態が良いので、頂くのを楽しみにしていましたが、恐らく、同じ考えをしたお客さんも多いのでしょうね
おかみさんもすまなそうに言ってくださっているので、今回は、新子ではなく、小肌を頂きます。
こちらのお店は、割烹・料亭というよりは、気軽に足を運ぶことが出来る魚介料理の美味しいお店で、値段も比較的抑え目にしてくれています。
それでは、小肌。
締め加減がちょうど良いです。
ここで冷酒にチェンジ。
ちなみに、チェイサーで頼んだ氷水が入ったグラスには、「富水」の文字があります。
おかみさんとの魚談義や界隈の話に花が咲きます。
そして、新子以外に楽しみにしていたものがありました。
メバルの煮付け。
身の柔らかさと甘みが絶妙です。
このメバルの煮付けが食べられたので、良かったです。
最後は烏賊の塩辛を頂いて、本日の訪問は終了です。
日程的に難しいですが、新子のシーズン中にもう一度来たいです。
ごちそうさまでした。
「富水」
東京都江東区富岡1丁目10−2 セブンスターマンション門前仲町
03-3630-0697