江東区の税理士     経営アドバイザー

佐藤充宏 江東区で税理士事務所・ファイナンスコンサルティング会社を経営しています。

消費税の税率が今年の10月1日からアップしますが、たばこ税や酒税・ゴルフ場利用税に対しても、更に消費税が課税されるのかにつきご案内致します。

消費税の税率が今年の10月1日からアップしますが、たばこ税や酒税・ゴルフ場利用税に対しても、更に消費税が課税されるのかにつきご案内致します。

消費税(この投稿において、地方消費税を含みます)は税抜価格に対して現行は8%、今年の10月1日からは10%の消費税が加算される事になりますが、

たばこ税や酒税・ゴルフ場利用税というものがその支払に合わせて課税されますが、このたばこ税や酒税・ゴルフ場利用税に対しても、

更に消費税が課税されるのでしょうか。

 

まず、たばこや酒についてですが、たばこ税や酒税という事で、各々課税がされています。

そこで、たばこや酒については、このたばこ税や酒税が課税された価格に対して消費税が課税されるのでしょうか。

 

例えば、酒については、酒税がかる前の金額(A)と酒税(B)があり、このAとBの合計(C)に対して消費税が課税されるのでしょうか。

それとも、Aに対して消費税が課税されるのでしょうか。

 

この点について回答しますが、結論は、

「Cに対して消費税が課税される」

という事であり、この考えは、たばこについても同様です。

 

これはどのような事かというと、消費税が課税される元となる金額(いわゆる課税資産の譲渡等の対価の額)には、酒税やたばこ税が含まれているのです、

なぜかというと、酒税やたばこ税は個別消費税と呼ばれていて、この個別消費税は、メーカー等が納税義務者となって負担する税金であり、

メーカー等から販売される際には、既に販売価格に含まれているため、消費税が課税される元となる金額に含まれるためです。

よって、上記の例では、Aではなく、Cに対して消費税が課税されるのです。

 

ところで、ゴルフ場でプレーをした際課税されるゴルフ場利用税についてですが、

実は、このゴルフ場利用税は、酒税やたばこ税とは取扱いが異なります。

 

先程の酒税やたばこ税は、納税義務者が「メーカー等」ですが、

ゴルフ場利用税の場合には、納税義務者が「ゴルフ場の利用者」となっています。

 

そして、通常はゴルフ場でのプレー代金を支払う際と領収書にゴルフ場利用税が明記されていますが、

このように、ゴルフ場利用税に相当する金額を請求書や領収証等で相手方に明らかにして、

預り金又は立替金等の科目で経理するなど明確に区分している場合には、

消費税が課税される元となる金額には含まれないのです。

(ゴルフ場利用税に相当する金額を明確に区分していない場合には、消費税が課税される元となる金額に含まれます)

 

例えば、ゴルフ場のプレー代が15,000円、ゴルフ場利用税が1,000円と明記されている場合には、

消費税は1,200円(15,000円×現行8%)であり、合計17,200円となります。

 

このように、「たばこ税や酒税」に対しては消費税が課税されますが、「ゴルフ場利用税」に対しては一定の処理によって消費税が課税されません。

 

一度、酒やたばこを購入した場合とゴルフ場でプレー代を支払った場合には、領収書をチェックされてみてはいかがでしょうか。

 

なお、本投稿は、ご覧頂く方に分かり易いよう、できる限り平易な内容で記載しておりますので、

個々の事例毎の取り扱いの確認や法令の適用については、記載の内容と異なる場合もあるため、

最終的な判断はご自身にて決定して頂くものであり、弊所にて責任は一切負いませんので、ご了承の程よろしくお願い致します。

Return Top