マラソンマン税理士

佐藤充宏 江東区で税理士事務所を経営しています。

「仮想通貨の会計処理について」

仮想通貨は、飲食店や家電量販店での利用が少しずつ増えていますが、その際、経理上どのような会計処理をするべきか、会計の制度上決まっていない部分があります。

そのため、簿外に扱っている企業もあるという話です。

そこで、日本の会計基準を策定している企業会計基準員会(ASBJ)は、実務家の対応委員会を開いて、仮想通貨の会計ルールに関する議論を始めています。

現在は、取引が活発な仮想通貨は時価で評価し、取引の少ない仮想通貨は取得原価基準に基づき減損処理の要否を検討した方が良いという考えも出てきています。

また、仮想通貨の取引所が顧客から預かっている分については、現金と同様に貸借対照表の資産の部に計上するとともに、同額の負債を計上する提案も出ています。

そして、その他の項目の討議をしてから今年の9月頃に会計ルールの公開草案が公表され、その後い会計基準を設定する予定です。

現時点では手探りの部分はありますが、実際に企業の経営数値に影響を与えるほど、仮想通貨を利用した取引が増えてきていますので、会社様におかれましては、適正な会計処理をおこなうようお願い致します。

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